ガーディアンズよ永遠なれ!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』【映画レビュー】
★★★★☆
鑑賞日:5月5日
劇場: TOHOシネマズ赤池
監督:ジェームズ・ガン
主演:クリス・プラット
「GotG」シリーズ最終作。まさかガーディアンズに泣かされるなんて、これぞ集大成。
紆余曲折あったがジェームズ・ガン監督の手で無事撮影された今作は、
悲しきロケットの過去を挟みながら、相変わらずのおふざけありだが、今まで以上にメンバー間の絆を感じそれぞれに見せ場があり最終作にふさわしい出来栄えだ。
ワンカットで魅せた戦闘シーンは必見。
MCUの中で、アイアンマンに次いで好きなシリーズだが、
こちらも終わりを迎えてしまった。
欲を言えば大暴れするロケットをもっと観たかったのとアダム・ウォーロックの扱いが残念であった。
ここから少しネタバレ?
クイルの母とヨンドゥからクイルへ、クイルからロケットへ渡ったズーンでロケットが流した曲、「失意の日々は終わる」と唄うFlorence+the Machineの「Dog Days Are Over」。過去の自分に決着をつけたロケットの心情を代弁していた。大団円のシーンに涙腺が緩む。
そして「GotG」1作目クイル登場シーンで流れた「ここに愛を取りに来な」と唄うRedboneの「Come And Get Your Love」をラストでロケットがチョイスする。
大切なひとへ音楽が引き継がれていく。
ガーディアンズは永遠に不滅。
違う形でも、また会える日を願う。
(text by 電気羊は夢を見た)
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