国宝の見せ方一新 智積院「展示収蔵庫 宝物館」
真言宗智山派総本山智積院(布施浄慧化主、京都市東山区)に4日、「展示収蔵庫 宝物館」がグランドオープンした。これに先立つ3日には、落慶法要と関係者の内覧会が行われた。文化財の保存管理を徹底するとともに、国宝障壁画の魅力を引き出すため、見せ方を工夫した施設となっている。
建物は2021(令和3)年に着工し、昨年9月に完成した。鉄筋コンクリート造2階建てで、延べ床面積は約1200平方㍍。既存施設の老朽化に伴い、智積院に伝わる文化財の保存・展示・研究への活用のため、総工費14億円を費やして建設された。
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