
発券機導入で快適お墓参り 大谷本廟ロビー改装
※文化時報8月12日号の掲載記事です。
浄土真宗本願寺派の本山本願寺の廟所、大谷本廟(京都市東山区)でロビーの改装工事が完了した。間仕切りや壁を撤去し、椅子席のスペースとするなど全体を一新。受付には銀行などで用いる発券機を導入した。
大谷本廟では、お盆などで参拝者が増える時期は1日に約900人が受付を利用する。発券機の導入前は、参拝者が長時間立ったまま並ぶことも多かったという。
座って相談できるカウンターや長時間の話し合いができる相談室、授乳スペースなども新設。今後はメールによる混雑状況の確認やQRコードでの参拝受け付けも検討しているという。
ロビーはガラス張りで京都の街並みを展望できる開放感あふれる空間となった。京都市左京区の澤田靖子さん(87)は「夫の納骨で訪れた。時間まで綺麗になったロビーでゆっくりしたい。涼しくてお茶もあり、いい場所です」と笑顔で話した。
私たちは宗教専門紙「文化時報」を週2回発行しています。皆さまの「スキ」と「フォロー」をお待ちしております。
お問い合わせ・ご購読のお申し込みは、文化時報ホームページまで。http://bunkajiho.co.jp/contact.html
いいなと思ったら応援しよう!
