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【目次】「文學界」2024年9月号の内容をご紹介します

8月7日(水)発売、「文學界」2024年9月号の目次を公開します。
電子版は8月9日(金)より順次開始します。


創作

川上弘美「くぐる」

村田沙耶香「残雪」

戌井昭人「紙飛行機」

第171回芥川賞

特別エッセイ 朝比奈秋「業と徳にまみれて」

作家論「わたし」はひとつのポータル 第6回 江南亜美子「朝比奈秋と身体性-1」

特別エッセイ 松永K三蔵「妹よ」

作家論 吉田大助「「責任」のある場所へ――松永K三蔵と二作目論」

新選考委員インタビュー 川上未映子「才能を見逃さないために」

新連載

頭木弘樹「痛いところから見えるもの」

『MUSICA』誌共同インタビュー

尾崎世界観「書き続けるための愛と憎」

聞き手=鵜飼哲夫・鹿野淳

尾崎世界観『転の声』

文学、音楽の両面から『転の声』を解き明かす! 書くことの根源にある、喜びと苦しみ

劇評

長谷部浩「天の星は地に墜ちた――野田秀樹作・演出『正三角関係』をめぐって」

連載

酒井泰斗+吉川浩満「読むためのトゥルーイズムーー非哲学者による非哲学者のための〈哲学入門〉読書会」 第5回

リレーエッセイ 身体を記す

第8回 大前粟生「でも、だけどの身体」

対談

千葉雅也×濱口竜介「観賞と制作の深みへ」

千葉雅也『センスの哲学』

『センスの哲学』刊行を記念した、大学時代からの旧知の仲でもある二人の初対談

九段理江×波立裕矢「純文学と現代音楽の交叉点」

芥川龍之介賞と芥川也寸志作曲賞、二人の〝芥川賞〟受賞者が共鳴する

特集 短歌と批評

歌会「短歌を詠み、短歌を読む—十三名による大歌会」

青松輝・我妻俊樹・伊舎堂仁・井上法子・大森静佳・木下龍也・榊原紘・堂園昌彦・永井祐・服部真里子・花山周子・穂村弘・睦月都 司会=堂園昌彦

8人による短歌7首連作

丸山るい「顔」

丸田洋渡「これからの友情」

山中千瀬「会ったことのない妹たちのこと」

工藤吹「きはく」

山本まとも「移動する」

永井亘「広告をいつか血管に流すかもしれないよ(どの心臓が?)」

橙田千尋「手がかり」

安田茜「odd」

評論

伊舎堂仁「空中ペットボトル殺法」

相田奈緒「立ち上がる景」

乾遥香「なんでも持ってる わたしはすべて」

川野芽生「一首の歌を読むいくつかの方法」

瀬口真司「僕の喉を伝う君の歌を、今から僕を使って歌い破る――塚本邦雄小論」

平岡直子「短歌は読み終わらない」

今月のエッセイ

福尾匠「非美学=義家族という間違った仮説をもとに」

窓辺より

猪瀬浩平「ちぐはぐさ」

詩歌

イルカーン「疎遠」

【強力連載陣】又吉直樹/渡辺祐真/松尾スズキ/真山仁/四方田犬彦/千葉雄喜/金川晋吾/江崎文武/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/宮崎智之/須藤輝彦

文學界図書室

坂崎かおる『海岸通り』(瀧井朝世)/李琴峰『言霊の幸う国で』(児玉美月)/砂川文次『越境』(日比嘉高

表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.

 

 


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