#6 食べなくなって、痩せるとどうなるか。【食事編③】
2週間ちょっとのお久しぶりです🌼
この間、実家に帰ってこの先の生活をどうするか、ぽーーっと過ごしてきました。実家に帰るのか、帰れるのか、というのを試す意味も込めてます。
どうするかはまたそのうち書きますね。
さて、食べれなくなって、眠れなくなって、痩せていったHaruですが、その結果、思わぬところにも支障をきたします。
ベッドが痛い。
これ、自分の家のベッドではなく、実家のベッドのマットレスで痛みを訴えます。両親苦笑い。
「うつ病ですね」と言われ、一人暮らしをしながら家族には黙って治そうと思って過ごしていた1カ月後ぐらいかな。
友人に「もう限界だよ。実家に連絡してほしい。お願い」と電話口で言われました。実際もう限界だと思ってた。思ってたので、入院したいと考えてました。が、ここで必要になる「緊急連絡先」の壁。
「入院するために必要なものを一緒に買いそろえるとかはお手伝いできるけれど、緊急連絡先にだけは絶対なれないよ。そこは家族じゃないとダメだよ。そのお願いだけはきけない」
友人に何度も説得され、泣きながら母親に電話したのを覚えています。
母は、驚いたのかもしれないけれど、
「何かあると思ってた。でも聞いても話さないだろうから聞かなかった。ようやく話してくれたね」と言って、次の日、駆け付けてくれました。
仕事に行き、母に会えると思ったら涙が止まらなくて、帰りはタクシーを使いました。タクシーを降りて、走って家に入った。変わらない母がいて、ワンワン声をあげて泣きました。抱き着いて離れなかったような気がする。それぐらい、孤独だった。辛かった。苦しかった。今も振り返りながら、涙が出てきます。それぐらいには、ひどく絶望と孤独の中にいた。
痩せた私を見て母はこう言いました。
スマートになったね
周囲が「痩せた」「げっそりした」「やつれた」「こけた」という中で、「スマートになったね」と笑って言ってくれました。
嬉しかった。周囲からいろんな言葉をかけられる中で、私が嫌がらないだろう言葉を選んでそう言ってくれたことが、すごくうれしかった。
ものはいいようだなぁと本当に感じた瞬間でした。
そして、少し休みをもらって実家に帰ることにしたのです。
実家にいた父も私を見て「スマートになった」といってくれました。
恐らく痩せこけた娘に茫然自失だったと思う。
でも「『痩せた』という言葉だけは使ってはいけない」とおそらく母が父に言ってくれたのかなと、そんな風に思います。
そして、帰省して3日目の夜。
なんか尾てい骨が痛いなぁ、腰あたりが痛いなぁとか、お尻の骨あたりも痛い・・・?と感じて、母に話したら、
「あんた痩せて骨がマットレスに当たって痛いんじゃないの?バスタオル敷いて寝てごらん」と言われました。
実際、バスタオルを敷いたら痛みは取れました。
ということで、食べられなくなった結果、
①寒くなる(真夏なのにカーディガン必須。ブランケット2枚使い)
②自分の体が気持ち悪くなる(骨が出てくるたびに気持ち悪くなる)
③ベッドに横になると骨が痛くなる
これが私の経験した4年前の夏の出来事です。
そしてここで食べられなくなった食事は、今も私をちょっとだけ苦しめています。
うつ病による摂食障害
といえばいいのか、食に対する欲はあまり回復していません。
食べるようにしてはいるけれど、食べなくていいなら食べなくていいかな。そんな日が今も続いているのが現実です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?