眼科の定期検査。
以前患ったぶどう膜炎は、治ったり再発したりして2年が経過した。今も炎症が2ヵ所残っているらしく、1ヵ月~3ヵ月間隔で検査と診察を受けている。受付の際には「ぶんぶんどーさん、今日は検査ですかね?」と先に言われ、すっかり常連と化している。定期的に受診していると、気になる症状をついでに伝えられるので、ちょっと安心している。
私の場合、検査は眼圧検査、視力検査、瞳孔を開いての先生による診察。たいていこの3つが行われる。ごく稀に眼圧が高いときがあり、その場合はすぐに瞳を撮影する。薬で瞳孔を開くと3、4時間開いたままになるので、診察後は太陽の光などが眩しくて車の運転はできない。天気が良すぎると歩行も若干怪しいので、できるだけ曇りの日や雨の日を狙って行く。しかし外で働きはじめてからは土曜日にしか行けなくなってしまい、なかなか面倒である。まあでも背に腹は代えられない。眼の病気はこわいから。
通っている眼科は、土曜日も夕方まで診察してくれるので午後に行ったのだが、支払いのときいつもより金額が高いことに気づいた。後で明細をよく見たら早朝や深夜、休日などの診察扱いで500円加算されていた。だから思ったより診察待ちの人が少なかったのか(気のせい?)。でも平日に仕事を休めない身としては、加算されてもいいから土曜の午後も開いているのはとても助かる。
定期的に眼科に通っていると、視力検査の際に「今日はよく見えていますよ」と技師の方に言われることがある。私はもともと視力がいい方だった。子どもの頃は両目1.5か2.0あった。ただ、中学で眼鏡に憧れを持つようになり、「視力、少し落ちないかなあ」と心の中でずっと思っていた。おバカでごめんなさい。皆さん、一度は眼鏡に憧れなかっただろうか。
受験勉強したからか、はたまたテレビの見すぎだったのか、高校2年生でついに眼鏡生活に突入。ただ、黒板の文字が見えにくくなっていたとはいえ、まだ視力は0.7ぐらいあったと思う。そこから徐々に落ちていき、社会人になる頃には0.2~0.3程度になった。
ところが、検査をするとここ一年ほどは両目0.7まで裸眼で見えるのである。え、復活しとる……。そんなことあるのだろうか。 今使っている近視の眼鏡は、合ってないということではないのか? 「ぶんぶんどーさん、車の免許は眼鏡なしですか?」と聞かれたので、「いいえ、眼鏡必要ですよ」と答えると、「次は眼鏡がなくても大丈夫じゃないですかね」と技師の方。そうだよ、0.7まで見えていれば眼鏡がなくても運転できるはずだ。
近視の改善に反比例するように、手元は怪しくなっている。定期検査では老眼の検査はないので、気になって「最近老眼がひどくなった気がします」と伝えたら調べてくれた。結果、強度1.5の老眼鏡がベストじゃないかと教えてくれた。老眼鏡をつくるのはそれなりに費用がかかるため、とりあえず100均などで売っているものを使ってみてはどうかと提案された。というわけで、今はセリ〇で購入した老眼鏡を時折使っている。
最近は、スマホの字が読みにくい。サイトによっては拡大できないことが多くて困っていたが、よく考えたら設定でフォントサイズを変えられるじゃん!と、今さら気づいてようやく快適スマホ生活に戻った。家に古い眼鏡がいくつかあるので、いずれレンズだけ遠近両用に替えたいと考えているが、かえって高くつくだろうか。その辺りも、少しずつ調べてみよう。
半世紀以上生きると、体力の衰えはどんどん激しくなる。瞬時に対応できずトホホなことが多くて落ち込むけれど、“諦めたが勝ち”という気もする(笑)。長い目で付き合っていくしかないよね。
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(再放送のお知らせ)
ところで、『せかほし』の再放送が来月からBSで始まるそうです。わが家は映らないのですが、見たい!と思っていた方でBSの視聴が可能な方は、秋の夜長にぜひ。ああ、うちも映ればいいのに……。