本当に再集結だった！ 映画『Dr.コトー診療所』
震えてる。
昨日のニュースに震えてる。
帰ってくるの、剛洋が（泣）。
ドラマ放送当時、剛洋を演じていた富岡涼くん。その後に芸能界を引退していた彼が、映画撮影のためだけに役者復帰した。インタビューによると、悩みに悩んでのことだったようだ。今の生活を一旦止めての参加だろうから、そりゃそうだよ。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。
彼にそう伝えたい。
おそらく全国のコトーファンが、自分と同じことを思っている。
映画館のスクリーンでコトー先生にまた会えると知ってから、誰が剛洋を演じるのか気になっていた。映画制作限定でいいから富岡くんが参加してくれたらいいな、『北の国から』の正吉くんバージョンもあるよ、なんて前回のコトー記事で書いたけれど、本当に実現していたとは考えていなかった。まだ映画を観ていないのに、すでに号泣（最近泣きすぎ）。
人気テレビドラマの映画となると、ゲスト的な扱いのキャストの参加や、諸事情でドラマとは異なるキャストになるといったことが起きる。ときには「なんだそれ？」と思うようなキャスティングもあって、それはそれで化学反応が見られるのかもしれない。だけど、あれだけ親しまれてきたドラマの劇場版で、いつもの顔ぶれでないのは、パズルのピースが足りないような気持ちになる。
剛洋は、ドラマの中でかなりのキーマンで、彼なくしてこれまでの物語は進められなかった。そこを汲んで、すでに一般人の富岡くんに声をかけたのだろうから、制作側の「絶対にみんなの元に作品を届ける」という凄みと本気を感じる。
公開されたビジュアルが、大きくなった等身大の剛洋でまた号泣（当たり前といえば当たり前）。黒目くりくりの剛洋だ。彼が医者になっているかは、今のところ不明。コトー先生は、20年近く島の人たちの命をひとりで支えてきた。島はますます高齢化が進んでいるだろうし、先生だって老いていく。コトー先生の地域医療への向き合い方を引き継ぐ者が、剛洋であってほしい。
とにかく、富岡くんには「ありがとう」しかない。
それから、彩佳さん。うう、彩佳さん。
お帰りなさい。
そしておめでとう。
長い春で終わらなくてよかった。
剛利さん、シゲさん、和田さん、正一さん、茉利子さん、昌代さん、坂野さんも、みんなお帰りなさい。
ちょっと待って。
和田さん、16年前とほとんど変わっていないような……。
懐かしいなあ。みんなの今がどうなっているのか、楽しみでもあり、少し不安でもある。
坂野さんの奥さん・ゆかりを演じた桜井幸子さん（すでに引退）は無理だと覚悟しているけど、こうなったらクニちゃん、ひなちゃん、ひなちゃんのお父さんにも会いたい。ミナや鳴海先生にも会えない？ いっそのこと、ヤシガニラーメンも再登場させて！
とにもかくにも、再び集結してくれた役者の皆さん、制作の皆さん、本当にうれしいです。12月の公開を糧にがんばります。なんだ、このひとりラブレターみたいなnote……。
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※ヘッダー画像は与那国島で撮影し、以来ずっとわが家に貼ってある診療所の写真です。ポジフィルムで撮影したものをプリントしたもので、色褪せちゃったけど毎日見上げてる写真です。
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