人類が増えすぎたので減らしてほしいと頼まれました
あらすじ
シミュレーション仮説―― この世界が誰かのコンピュータの上で動いているシミュレーションプログラムではないかという仮説。それはどうやら本当だったらしい。
人工知能エンジニアの俺は納期間近のデスマーチ中、この世界シミュレータを動かしているコンピュータの持ち主に呼び出され、世界の成り立ちと、彼が動かしているシミュレータの中で人類が彼のコンピュータのリソースを限界近くまで食いつぶしつつあることを告げられる。
俺は、その原因たる人類を減らして欲しいという依頼を受けた。受けなければ更なる受難が地球人類に降りかかるらしい。
私には難しかった…
色んな知識を生かして人口を減らす話なのですが、手法がすごく頭良くて…
ちょこちょこ調べつつ読みました。
知らなくても楽しめると思いますので、そこはご安心ください。
どうやって人口を減らすのか、増やさないようにするのか、すごくおもしろかったです。
派手にどんと減らすわけではないので、地味なのは地味ですが、そこが好きです。
個人的には、今後の嫁の地位争奪戦が気になります。