【業界人の基礎知識】アニメ産業市場規模などいろいろ
もうね、なんていうか完全なるコタツエントリーです。
下記の記事の中で気になるポイントを自分のお仕事用にメモ。それ以外は、杉本さんのステキ記事を読みに行ってください（丸投げw）。
気になりポイント：
・2022年のアニメ産業市場（広義）は前年比106.8%増の2兆9,277億円
・アニメ企画多く製作費は上昇傾向
・アニメ業界の労働環境は改善傾向
・慢性的な人材不足
・配信市場は前年比7.1%の増加に留まり、天井か。各配信サービスのオリジナルがあまりだったため、配信バブルはひとまず収束の様子
・『ONE PIECE』実写版の成功など、新しい波
・広告市場でのアニメの存在感増。タイアップ事例が増え、企業もファンとともにブランドを育てる意識が強く。単なるキャンペーンを超えてブランディングを意識したもの増加
・音楽・ライブエンタメ市場は前年比170.4%、過去最大の972億円と大きく伸長。AdoやYOASOBIなど、アニソンを歌うアーティストが日本の音楽市場を代表する存在に
・海外市場の2022年は、前年比111.1%で過去最高だが、国内市場をわずかに下回るシェア49.8%という結果
・アニメ制作スタジオの海外からの売上も過去最高を記録しているとのことだが、円安効果が大きく、ドル建て換算だと前年割れ
特に私が気になるポイントは海外市場の2022年は前年比111.1%で過去最高だが、国内市場をわずかに下回るシェア49.8%というところ。日本動画協会の「アニメ産業レポート」をこれまで数年間読んできているけど、ここしばらくはずっと海外が国内を上回っていたので、「えーーー」って感じです。
あと広告市場でのアニメの存在感増は本当に普通にみんなも気づいているんじゃないかな。アキバとか池袋とかじゃなくても、タイアップをガンガンに見かけますよね。海外からアニオタが来たとき「ゆみ、日本中の街にアニメがあふれているね」って言ってたけど、ホントそう思う。これからもどんどん増えていく方向だろうなと思います。
配信市場の頭打ちは、私見ですが一時的なものでまた伸び始めるんじゃないかなって思います。（アニメが好きだから願望かもしれないw）
では。