焚火【詩】

いつから始まったんだろう

見つけられなかったの

靴の裏に張り付いた罠に

気づかないままだったの


すべての始まりは

濁りだした塊

増えていく不完全と

行く宛のない始まり


傷つくのは誰かって

実はわかってるんだ

3つ数えれば終わるような

静かな景色じゃないんだよ


焚べてゆく薪の数

火を点けるの今すぐ

すべては燃やすために

集めてきたものじゃないか


燃やそうよ 燃やそうよ

燃やそうよ 灰になるまで


燃やそうよ 燃やそうよ

燃やそうよ 胸の塊り


もうよそうよ もうよそうよ

もうよそうよ 嘘つくのは


もうよそうよ もうよそうよ

もうよそうよ 後ろ向くのは

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