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医療業界における宛名の作法!「御侍史」ってなに?
こんにちは♪
医療業界では、手紙や紹介状などの宛名に特有の言葉が使われることがあります!
その一つが「御侍史」と「御机下」です。
この記事では、医療業界における宛名の作法としての「御侍史」と「御机下」について解説します♪
御侍史・ご机下の使い方、ポイント
1.御侍史の意味と使い方
「御侍史」とは、医療業界において医師宛ての手紙や紹介状で使用される敬意を示すものです。
この表現は、医師に直接手紙を渡すことを避け、秘書や医療事務の方を介して手紙を届ける意味を持ちます
。医療事務の方が医師の秘書のような役割を果たすことから、その尊敬と敬意を表現するために用いられます。
御侍史の使い方の例:
「〇〇先生 御侍史」: 具体的な医師の名前が分かる場合に使用します。
「担当医先生 御侍史」: 医師の名前が分からない場合や複数の医師に対して使用します。
2.御机下の意味と使い方
「御机下」も、医療業界において医師宛ての手紙や紹介状で使用される脇付の一つです。
この表現は、「御机下に手紙を置かせていただく」という謙虚な表現であり、医師に直接手紙を渡すことを避けるために用いられます。
御机下の使い方の例
「〇〇先生 御机下」: 具体的な医師の名前が分かる場合に使用します。
「担当医先生 御机下」: 医師の名前が分からない場合や複数の医師に対して使用します。
3.御侍史と御机下の使い分け
御侍史と御机下は、使い分けのルールは明確にはありませんが、一般的なガイドラインとしては以下のようになります。
秘書や医療事務の方がいる医師に対しては、「御侍史」を使用することが一般的です。
秘書や医療事務の方がいない若い医師や個別の医師に対しては、「御机下」を使用することが適切です。
ただし、具体的な医療機関や地域によっては異なる慣習やルールが存在する場合もありますので、その場の状況や周囲の人々に合わせて使い方を判断しましょう。
4.ビジネスメールにおいて「御侍史」は必要?
御侍史・御机下は手紙で使用される脇付であり、基本的にはメールで使う必要はないと考えられます!
特に、メールは直接本人に届くもののため、秘書などを通すことが前提である御侍史を使用するのは適切ではないといえます。
まとめ
医療業界における宛名の作法として、「御侍史」と「御机下」は特有の表現です。これらの言葉は、医師への敬意と尊敬を表現するために使用されます。
ただし、具体的な医療機関や地域によって異なる慣習が存在する場合もあるため、周囲の人々や状況に合わせて適切に使い分けるようにしましょう!
ご参考になれば幸いです('ω')ノ