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舞踏ファーザーの胡蝶の夢

ちょいと奮発して、大物を購入。

大野一雄・細江英公の『胡蝶の夢』、写真集である。

大野一雄、土方巽の言うところの、「一匙で震えさす劇薬のダンサー」であり、どこで仕入れてきたのか、「マルドロールの手」を持つモダンダンサー、であり、巨星中の巨星。

『胡蝶の夢』はすごく欲しかったので。

親子で仲良く。これは函だが、想像以上にデカかった。にしてもこの写真、最高にかっこいい。
集英社のコミックなんかこのサイズだ。重みとしては多分4kg〜5kgくらいだな。細江英公の署名入り。

どうやら、土方巽の『鎌鼬かまいたち』と対になる写真集とのこと。

私は『鎌鼬』は持っていない。
普及版は安い。復刻版はかなり高い。初版はウルトラに高い。

とにかく、細江英公の写真、そして被写体の大野一雄が素晴らしく、とんでもなく美しい胡蝶の夢とはまさにその名の通りだ。

大野一雄。一匙で痺れさす劇薬のダンサー。

私は、タルホを尊敬していて、大野一雄も尊敬している。

ああ、タルホに会いたかったし、大野一雄の生身の舞踏をこの目で観たかった。私の好きな人は、全部、もう、神話になっている。

『ラ・アルヘンティーナ頌』。1977年初演で、つーか、70代でまた覚醒するとかどんだけ〜。

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