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夏の思い出2024

7月から8月にかけて夏休みで日本に帰っていました。東京で研究会に参加したり、人に会った後に沖縄に帰りました。ちなみに、沖縄の気温は30度ちょっと越えたくらいですが、湿度が80−90%あり、ものすごくジメジメしていました。そんな中で、家の冷房が故障していたため、扇風機で凌いでいましたが、とても寝苦しい夜が続きました(笑)。改めて、夏に冷房がいらない昆明の気候の快適さをありがたく感じました。

さて、今回の沖縄帰省中に高校の同窓会に参加し、さらに中学の同級生とも会っていました。高校の同級生に関しては今でもSNSを通して交流のある人もいるのですが、中学の同級生に関しては全く交流が無いので、自分的には中学の同級生と会うのはかなり珍しいことです。中学時代に全く話したことの無い人もいたので、「うまく話せるか?」と不安な気持ちも会ったのですが杞憂に終わりました。結論から言うと、中学、高校の同級生たちとの再会は非常に楽しかったです。

まず、高校の同級生達ですが、通っていた高校が沖縄では進学校だったこともあり、みんな立派になっていました。特に医療従事者が多かったです。コロナ禍対応の厳しさなどを実体験として聞けたのはかなりリアルでした。医療従事者以外にも、弁護士や会社経営、大手企業勤務、沖縄のインフラ関係など、多種多様な職種で社会に従事している同級生がいて、まさに「社会を支えている」という印象を受けました。

次に中学の同級生たちですが、飲食業や地方金融機関、食品生産業、公務員など、地域に根ざして活躍している人が多かったです。沖縄という小さな島は地域経済が要であり、そういった地域経済を支えているという印象でした。

私自身は、現在、中国で大学教員として働いており、中国以前にも海外を転々としていたため、海外生活や大学教員としての仕事の様子などを色々と質問されました。また、宇宙に関する話もあれこれ尋ねられましたが、普段から一般向け講演の機会を頂いているので、ある程度は分かりやすく伝えられたのではないかと思います。

一般講演と言えば、今回も沖縄の小学生向けに宇宙の話の一般講演をしてきました。これまでに2回行っているので、小学生たちの好奇心や知識は非常に高いことを既に理解していましたが、予想通り、今回の参加者の小学生達も非常に高度な質問を次々と繰り出すので圧倒されました。子どもたちの好奇心を低下させることなく、成長していく様な教育を沖縄でも行っていかなければなりません。実はあまり人には言っていませんが、私自身、沖縄の科学教育に非常に関心を持っているので、何らかの形で沖縄の科学教育に携わることができれば良いなと考えています。また、科学教育に限らず、沖縄の教育全般にも興味を持っています。沖縄は例年、小中学生の学力テストで全国平均を下回るので、沖縄の教育改善は県政レベルで取り組まないといけないと思っています。個人的な感想ではありますが、沖縄の子どもたちの学力が全国的に見て低いのは、沖縄の低所得も関係していると思っています。お金が無ければ中々、いろいろな事に余裕ができないものです。したがって、沖縄の教育レベルを上げるためには沖縄の経済政策も強めていかないといけないと思っていますが、こうなってくると県政レベルで取り組むべき課題ですので、私一人の手に負える問題ではありません。しかし、子供は社会にとって希望であり、教育は子供の選択肢の可能性を広げるものです。だからこそ、何らかの形で沖縄の教育に貢献したいと考えています。

もし、この記事を見て、私が助力できることがありましたら、お声がけいただけると幸いです。微力ではありますが沖縄の教育に貢献したいと考えております。

ということで、後半はちょっと真面目な話になってしまいましたが、今回の夏休みも大変楽しく、有意義に過ごすことができました。

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