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【徒然草 現代語訳】第百六十一段

神奈川県大磯の仏像専門店、仏光です。思い立ってはじめた徒然草の現代語訳、週一度程度で更新予定です。全244段の長旅となりますが、お好きなところからお楽しみいただければ幸いです。

原文

花のさかりは、冬至より百五十日とも、時正の後七日ともいへど、立春より七十五日、おほやうたがはず。

翻訳

桜の最盛期は、冬至から数えて百五十日とも、お彼岸の中日の七日後とも云われるが、立春より七十五日目と思っておけばおおむね間違いない。

註釈

○時正
春分と秋分。



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