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【子どもまちづくり型録】子どもを大切にしたまちは、大人も楽しいはず。


この本は、型録という名前の通り、108の「人の網の目の中で子どもが育つ」パタン・ランゲージが載っている。

その108のパタン・ランゲージの選び方が面白い。

①かんがえ
②うち
③みち
④まち

という4種類に分けてあって、土台となる考え方(子どもの参画や発達と住まいのこと、遊びがどう広がっていくかということ)についての解説があった後、家→道→まちと出ていくようにそれぞれの事例が載っている。






「31-子どもを預け合える近隣」とか「22-菜園のある住宅」とか、本当必要だよねーと思うし、


「82-怖いところ」とか「94-駄菓子屋」とかは自分が小学生のとき、廃墟みたいなところにそのとき流行ってた遊戯王カードがばら撒かれているという話を聞いて、探検しに行ったことを思い出したり、駄菓子屋もそれ目的で自転車こいで行ってたことを思い出す。


「95-まちの工作室」とか「70-子どもがつくる公園」とかのように、ぜひこれからやってみたい!と思えるものも。



この本の最初にも書いてあるけど、公園でボール遊びが禁止とか、コロナと動画、ゲームの影響で外遊びをする子どもたちが減っている話とかって、今の時代当たり前の感じになってきたけど、それってどうなんだろう?

画面を見るスクリーンタイムを撲滅する必要はないけれど、健全に付き合うためのグリーンタイム(外遊びの時間)は必要だなぁと思う。
そのための、遊び場や交流したいと思える空間、その場を支えるプレイワーカーの存在など、子どもたちが遊べる「まちのプレイフルインフラ」については考えてみたい。

単純に、読んでてワクワクする本なので、ぜひ読んでみてください〜
子どもを大切にしたまちは、同じくらい大人も楽しいと思う

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