5月の本棚
特講と演習、WS日本1と提出物が片付き、あとはTRの試験用下書きのみ。
と思っていたらS日本史への階段には事前課題があった。
16本の動画に目を通さなくては~
気が付いてよかった。まだ間に合う。
そんななかの5月に読んだ本まとめ。
『地獄の思想 日本精神の一系譜』梅原猛
日本文化論の課題図書。高校の頃は梅原猛ってけっこう好きだったはずなのに、今読むとなんて読みにくい書き方をするのか、と思う。
あと、自説に無理矢理押し込んでいる感じが強い。
「あえてひとつの仮説をたてて、その仮説を問いつめる誤謬を恐れぬ勇気のほうが、真理の使徒にはふさわしい」
う~ん、こんな人だっけ。
圧が強すぎてなんとなくあとじさりしてしまう。
こじつけっぽいところも失礼なところもわりとある。
まぁ、課題に文句は書けないのでここに書いておく。
『クリスマスのフロスト』R・D・ウィングフィールド
しょっぱなから死にかける主人公ってなかなかいない。
細かい仕掛けが多く、登場人物の設定も面白い。
だけどいまいち好きになれないのはまずそうな食べ物がやたら出てくるから。あとフロストの下品なジョークも私にはいただけなかったよ。
(図書館で借りた本)
『決定版 鬼平犯科帳1』池波正太郎
TVで見たり、部分的に読んだりはしていたのだけれど
この際読破してみたいと思って借りる。
文のリズム、書き出し、謎解き、あと、美味しい食べ物!
人気があるのもわかる。
『ゆんでめて』畠中恵
これも読破したいシリーズの一つ
本当は『しゃばけ』から始めるべきなのだが館になかったので
とりあえず借りてみた。
出だしがすごい。こんなつかみが書けたらいいだろうなと思う。
登場人物・妖たちの関係がよくわからないので
やっぱり最初から読もうと改めて思う。
『トルコ語のしくみ』吉村大樹
『モンゴル語のしくみ』温品廉三
外語大『世界言語紀行』の復習のため、ともに読んでいる途中。
今週の金曜日はツングース諸語なのに間に合うかしら。
以下読みかけ
『侍女の物語』マーガレット・アトウッド
『人魚の嘆き・魔術師』谷崎潤一郎
『珍妃の井戸』浅田次郎
『言語学の教室』西村義樹・野矢茂樹
『言語学者、外の世界へ羽ばたく』川原繁人
(以上図書館6月11日まで)
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