
日本語教師改め、珍獣使いになりました(!?)
オンラインクラス授業の初日が終了いたしました。
クラスの4分の3くらいは知った顔なので、とりあえずみんなスムーズにつなげた子たちには「お久しぶり~元気だった?」から。
今日のクラスは学校でも一番下のレベルの子たち。初級の終わりからよくて初中級前半。難しいことはまだ言えないけど、それでも日本語が楽しくなってきた人たち。それに加えて久々に大人数と顔を合わせたのがうれしいのか、みんなニコニコ😊こっちも元気そうでほっとしました。
「みなさん、長ーーーーーーい春休みでしたが、何をしましたか?」という質問にはたくさんの子が
「毎日たくさん寝ました!何もできないから!」
そうだね。それが一番世のためだしね。ごめんね、聞いた私が間違ってた。笑
安定したネット環境にいる子もいれば、ちょっと不安定で何度も入退室しなければならない子、こちらが何度呼び出してもつながらなかったり、本人も頑張っても無理な子もいましたが、参加の意思があればよしにするしかない。でも、その分出席を確認するのに一苦労💦入室者の数ですでにそろっていることが確認出来たらもう文句ないのですが、足りない場合「誰がいないの~?」状態。音声が悪い子もいるので呼んでも聞こえないしで、大変でした。汗 次回はスクショして後から再度確認しよう。
そしてクラスの指示もまた一苦労。普段からまだすぐには伝わらないレベルの人たちなので、私以外全員ミュートにして指示しながらミニホワイトボードにも同じことを記載。このクラスの私の担当は能力試験対策なので、まずはそのまま黙って練習問題をさせて、その後一緒に答え合わせ。
そこからは指名して答え確認してそれがいいのか悪いのかをみんなで確認して…とオーソドックスに進めましたが、見ていて思う。
「檻の中にいる動物を調教しているようだ…」
言葉が悪くてすみません。でも、何個もに区切られた画面に写る学生の顔とその中でこちらからは止めようがない限りなく自由な行動、どこからともなく聞こえてくる外の音。それを一つにまとめるのはどこか調教師さん、いや珍獣使いに近いものがある。。。笑
バイクの音が聞こえたり、ほかの人が見てないことをいいことに無駄にラブコール送ってくる学生もいて全員を一望できるこっちは面白かったです。笑 あと聞き間違えてとんでもない日本語を繰り出してしまった学生をみんなで温かく笑ったりできたのはよかったかな。
しかし、外の音がなるべく入らないように設計されている学校はやはり勉強しやすい環境にあるんだなぁと改めて納得。
今回の反省点はこちらが指名しても音が途切れることもあるので、次回から指名者カードでも作ろうかな。
そんなこんなで始まった遅めの新学期。今期は全クラス含めて4カ国の人とお付き合いすることになります。私にとってははじめて教えるインドネシア人もいて(しかも入国前にすでにN1持ち)、どんな感じになるか楽しみ!
ですが、学生によって、またはその日によって差が出る通信速度、この壁を越えて満足にオンラインクラス授業ができるようになるより、やはりある程度はコロナが収束して、分散登校でもいいから対面でやりたいなあと思う次第です。
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