授業準備の必需品
授業で必携のものは各々の先生でたくさんあると思うんですが、私の場合、準備の段階でないと困るものがあります。
教科書に載っている文型の索引をラミネート加工したもの集。(タイトルのつけようがない。笑)
JLPTの文法対策本ならテキストの後ろに索引が載っているし、文型辞典なら五十音順に出てくるんでいいんですが、総合の教科書などではそれはありません(あるものもあります)。シラバスとして課ごとに書いてあることはありますが、いちいち探すのは時間の無駄。
これをどうするかと言いますと、文法の授業で使用テキスト以外からいい例文を探したいとき、能力試験向けのものでもいいんですが、もっと別のものからいい例文や説明はないかしらと思った時に、どのテキストにどれが載っているかがわからない。ご自身でノートなどにまとめている先生方もいらっしゃって、それは素晴らしいと思って私も以前挑戦したんですが、なんか不向き。テキストが増えるたびに混乱を極めるというか、、、、笑
ということで、私はエクセルで索引を作ってそれをまとめています。
伝わりますかね?笑 これはNewApproach中級に出てくる文型をダーッとまとめて索引にしたもの。横に見える数字が出てくる課の番号。
これをテキストが増えるたびに作っています。
そして印刷→ラミネートしてパウチでポン。テキストが増えると一枚増える。最初はめんどくさいんですが、こうしておくと、あとで探しやすいので楽。
そしてこれを、例えば「・・・ば・・・ほど」を教えたいときはこの文型が載ってるテキストをいろいろ出してきて、その中からよさそうな例文を使ったり、学生のレベルや好み(?)に合わせてアレンジして出しています。授業で使用するテキストではないテキストに面白い会話練習やわかりやすいイラストがあることもあるので、それを取って来たりするのにも使います。人によったらこっちの方がめんどくさいと思うんですが、私にはなぜかこの方が向いているらしい。(長年いろいろ試した結果)
また、JLPTのN1~N4それぞれのレベルの文法対策本を一冊自分で選び、それを自分の必携本とし、そこに載っている文法を授業を扱う際は必ずその本も開き、文法メモや他にどの本の何課でこの文型を扱っているかをすべてメモしています。同じ文型でも、テキストによって説明の書き方が違うので、どれが一番そのクラスにわかりやすいかを見比べたり、注意などが書いてあるものもそこにまとめておくと自分なりに【穴】を減らせるからです。先に書いた自分ではまとめられなかったノートをこれで代用しているとも言えますね💦
この必携本はその日の担当授業のレベルに合わせて入れ替えています。テキストはシリーズでそろえているわけではなくて、バラバラです。養成講座のときに買わされたものや必要に応じて買いそろえたものなので、バラバラ。笑(N1、N2は旧レベルの問題集を使っています。古)
でも、それでいいの。これは誰に見せるものでもないから。でも持っておくと、学生にどこかで聞いてきた授業とは関係ない文法について質問された時もあまり慌てなくて済みます。
こうやって少しずつ積み上げたものは、現在の私の準備の負担を格段に軽くして来てくれました。ある意味「若い時の苦労は買ってでもしろ」ですかね?笑
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