教室の使い方と集中度
こんばんは。本日2度目の抜き打ち授業チェックを受けた日本語教師のknkです。しかも今日は失敗。まだまだ修業が足りませぬorz
ということで、今日は教えるって、特に学生の興味を引くって難しいなぁと思うことを改めて考えたいと思います。
私の勤務校は、カリキュラムは決まっていますが、そのカリキュラムをこなすための教え方に大きな指示はありません。「今日はこの範囲をお願いしますが、やり方はお任せします」方式。
私はこのやり方に慣れちゃったので今は何とも思いませんが、最初の頃は
「こんなにたくさんの前でどうしろと?」
「伝わってるかな?わかってるかな?」
ととにかく迷いました。
もちろん今でも「ここは任せろ!」なんてことはありません。
学生自身のモチベーションもあるし、自身の得意不得意もあります。(中級以上の新語導入の授業とかどうしたら楽しく学べますかね?謎)
でも、最近特に思うのは
教室の机の配置や座席順って割と大事
教室の大きさと担任の先生の考えによるところも大きいですが、机の形をコの字型にしている教室がいくつかあります。そこは学生に近づきやすいので距離が近くなります。発言を拾いやすい。もちろん、隣の人の問題を見やすい、横の方の人は板書が見にくいと言うデメリットもあります。
一方、いわゆる講義形式の教室もあります。そこは正直
後ろの方の学生がこちらから見えない
前の子に隠れて何してるか見えないこともあるし、近づきづらいので(通路がせまいので)下手するとほったらかしになりやすい。
せっかく発言してくれても聞こえないこともある。
前の方の席だった時は元気だったのに、後ろの方になったとたんついて来れなくなって眠そうな子もいます。
板書を最小限に、説明も簡潔に、まめに机間巡視をしても目が届かないことはよくある。
演習問題をする時はカンニングしにくいし、うまく回せば後ろの方からの発言や質問も拾えますが、なんせ内職してないかが見えにくい。
また大人しい子がうしろで、賑やかな子が前の場合も置いてけぼりになりやすい。
この点はまだまだ修行が足りないなーと痛感されられます。
そういう時は、積極的に後ろの方の学生を当てる(「〇〇さん、この問題よろしく」というときもあれば、一通り説明後「ね!〇〇さん!」と話を振ることもあります)とか、何かその子の得意なことをリサーチしておいて活躍の場を与えるようにはしていますが、何かいい案ないかなー。。。
会話活動を増やしても難しいしなー。
まずは心理的な距離が遠くならないように、それを心掛けるしかないのかな。
この問題点はまだ私には解決策が見えてません。。