【連載】残された人生は大学卒業まで!? #21 入院のいろは
noteをご覧の皆さん、ありがとうございます!
「残された人生は大学卒業まで!?」へ、ようこそ!
BU(◎)DOHです🍇
連日8/7~8/17の期間のことについて書いてきましたが、今日で完結篇です。
最後に、入院にまでなった原因も書きます。是非ご覧ください。
■前回のあらすじ!
緊急入院が決まって初めてのCT検査を経験したBU(◎)DOH。PCR検査の結果が分かるまで絶食され、面会禁止の隔離状態に。CT検査の結果、緊急手術の必要はなかったが、これから経験したことがない入院生活が始まるのであった…。
■入院生活開始
入院が始まると、まずはじめにいろんな説明を受けました。点滴を打っている時の注意や、何時に検温がある・献血があるなどのスケジュール、ナースコールの説明などでした。
おおよそその説明で雰囲気が掴めるのですが、いざ始まってみるとわからないことだらけでした。
■え、服とかは?
服、下着などの生活用品はどうすればいいのか、まず疑問が浮かびました。
入院中の服は基本的に家から持ってくるようです。自分の服、自分の下着を入院中も着るという感じでした。
しかし、私のように緊急入院→隔離のようなパターンは家に戻ることもできません。
そうなると、家にいる人に持ってきてもらって看護師さんを通じて受け取ることが必要になります。幸い実家にいたため、親がスーツケースに一式詰めて持ってきてくれましたが、一人暮らしをしていた場合は不可能だったな…と思います。
本当に親に感謝です。
もし、一人暮らしをしていて荷物を持ってきてくれる人がいなかったり、緊急入院で家に戻ることができなかった場合は、病院から入院用の服を借りることができました。その場合は、看護師さんに入院用の服を借りる旨を伝えると用意してくれるようです。
また、生活用品一式を買うこともできました。CSセットと呼ばれる物で、入院の際に必要となる衣類・タオル類・紙おむつ類・日用品を日額定額制のレンタルで利用できるサービスです。
非常に便利だと感じたので、書いておきますね。リンク先から詳細がご覧いただけます。
■基本的には生活用品全部必要
入院するにあたって、どこまで病院の備品として用意されているのか、使っていい物なのかわからない状態で入院しましたが、基本的には生活用品が全部必要だということもわかりました。(病院によって異なると思います)
必要だったものは
・ティッシュ
・コップ(マグカップ)
・歯ブラシ&歯磨き粉
・タオルケット
・衣類、タオル等(1つ前の目次参照)
・ヘアーブラシ
・食器を洗うスポンジ&洗剤
です。意外と多いですよね。歯ブラシとか病院にあるのかなーと思っていたのですが、ありませんでした。
そして皆さん気になったであろう、食器を洗うスポンジ&洗剤。そう…
■食器が必要!特にスプーン!
食事の際にお箸やスプーンなど食べるための食器が何もありませんでした。これは当然なのかもしれませんが、食堂のように箸が置いてあるわけでもなく、おぼんに乗ってくるわけでもありませんでした。
私はとてもびっくりして、看護師さんに聞いてしまいました。
お箸やスプーンなど、忘れないようにご注意ください。
特に、私の場合は口が開かない症状が出ていたのでスプーンが必要でした。おかゆが出ていたので、それを食べるためにも必要でした(ゼリーなども出ます)。
お箸とコップは用意したけど、スプーンを忘れたという方が多いかも、と感じたので是非参考にしてください。
■これがあってよかった!
入院中、これがあってよかったものを書いておきます。多分旅行とかでも役に立つんじゃないかな?と思います。
ずばり、延長コードです。
延長コードを親が気を利かせて持ってきてくれましたが、これがなければ本当に不便でした。なぜかというと、ほとんど寝たきりで動けない状態の時や、点滴を打っている状態でベッドの上から動けない時に、コンセントが遠く携帯が充電できない!ということが起きます。
ベッドの近くにコンセントがあったとしても届かない!ということもあると思います(実際そうでした)。
あってよかった、延長コード!
■規則正しい生活と1人部屋
入院中はもちろんかもしれませんが、とても規則正しい生活を送ります。朝6:00に起きて夜10:00に寝る。これを繰り返します。
退院してからもこの習慣が抜けずに、いつもより早起きしてしまいます。最初はなかなか早起きになれませんでしたが、そういう規則正しい生活のおかげで治癒を早めるのかもしれません。
そして、私は幸い1人部屋で過ごすことができたのでストレスフリーな状態でしたが、ほとんどの部屋は2人部屋や3人部屋、さらには大部屋といって大人数の人が同じ部屋に過ごすことになってました。
1人部屋の方が料金が高く、お金が多くかかってしまうので、入院期間が長引けば長引くほど1人部屋は難しいのかなと思います。
また、今は感染症の影響で1人部屋は隔離部屋にされることが多く、なかなか空いていないというのが現状でした。
多くの人と同じ部屋で過ごすことが慣れていなければストレスになるかもしれません。入院はそういうことも考えなければいけないと思いました。
■保険は入っておくべき!
そしてお金の話です。少し生々しい話になりますが、リアルはこう!ということで書き記しておきます。
この入院期間で、総額15万円のお金がかかりました。
1週間で15万円です。とんでもないお金です。
もちろん、お金以上の看護を看護師さんがしてくれるし、先生の診断を毎日受けることができます。点滴も薬も毎日飲むことができます。
しかし、15万円という大金が一定期間に一気にかかります。
だからこそ、いつ入院するかわからなくても保険は入るべきです。
実際保険に入っておいたおかげで、1日あたり5000円が保険金としていただけることになりました。3万5000円は保険でかえってきたので、本当に助かりました。
そのほかにも、保険のおかげで実際にお支払いする金額はもう少し安くなりました。
入院とは縁がないと思っていても、保険は入っておこうと、つくづく感じました。
■そして、原因は…
私が入院した原因がいよいよわかりました。それは…
虫歯
そう、虫歯です。この症状を最初に感じていた歯の痛み。それこそ原因でした。左の顎下腺の上の歯、左の奥歯が炎症を起こし、それが想像以上に大火事になっていました。
虫歯を放っておいた自分の責任でした。
皆さんも虫歯、ありますか?
歯医者って怖いですよね、私も本当に行きたくないところの一つです。だからこそ、虫歯をずっと放っておいてしまったのです。
虫歯を放っておいたことが、虫歯を治療するより大金がかかる結果を招きました。残りの人生を大きく消費することになってしまいました。
この記事を読んで、同じ経験をしたくはないと少しでも感じてくださった方は、歯医者に定期検診に行くことをお勧めします。
何かこれを見た方が感じてくれることがあれば嬉しいです。
■終わりに
ここまでご覧いただきありがとうございました。
体調を崩してから入院まで、初めての経験が多く、病院によって違うことがあったりと、これを見てくれた方のなかで「聞いてた話と全然違う!」と思う方もいると思います。
だから、これは私の経験の1つとして捉えていただけるとありがたいです。何か一つでも皆さんに残せていますように…
明日からの「残された人生は大学卒業まで!?」は通常の記事に戻ります。4日にわたってお届けした私の闘病日記。ご覧いただき本当にありがとうございました。
明日も、全ての皆さんに幸せが訪れますように。
BU(◎)DOH
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