【連載】残された人生は大学卒業まで!? #150 私のペットは金魚!
犬と猫、ペットで買うならどっち?っていう質問。
「ペット」と名付けていろんな動物を家族の一員として飼っている人は多いと思う。私は母親が犬や猫などの動物が苦手だったため、家で動物を飼うことは許されなかった。だからこそ、友達が犬や猫を家で飼っているのを見ると、羨ましくてたまらなかった。
そんな家族に生まれた私が飼ったことがあるペットは「かめ」「金魚」「ザリガニ」など、なんというジャンルに括ればいいかもわからないが、みんな大事な友達だった。
基本的に玄関に水槽が置かれることが多かったので、毎朝学校に行く前にご飯をあげて、帰ってくる時に夜ご飯をあげる、みたいなルーティンだったので、私が餌をくれる人だということは彼らも分かっていたようだ。
でも、一緒に遊んだりはできなかったので、毎日目を合わせて、行ってきます、と、ただいまを言うくらいだった。
それでも人一倍自分の飼っている動物に対する思い入れは深く、学校の宿題になる作文や日記などの宿題はペットのことを書くことが多かった。どんなものか忘れたが賞を取ったこともあった。
そう言う生活を送ってきたからこそ、私はペットを飼うことがなかなか気が進まない。
すごく当たり前のことだが、命には限りがあるからだ。
自分より長生きするペットはなかなかいないため、ほとんどのペットが自分よりも先に旅立ってしまう。
今までのどんなペットも旅立つ時はとても悲しかったし、涙が止まらない一日を過ごして、しばらく落ち込んだ生活を送ってしまう。
そして、それはペットだけではなく、人間も同じで、歳を重ねれば重ねるほど、人間に対しても同じ感情を抱くようになってしまった。
普段何気なく会話している友人や、一緒に今まで過ごしている家族、全員が同じ「終わり」というものを抱えているのだ。紛れもなくみんな同じである。
しかし、それは何も悲しいことではないということを知っておきたい。
私はそれを感じてしまうと、いつも悲しい気持ちになりそうになるので、「死」という恐怖に襲われた時や、いずれ終わりが来てしまうことの恐怖を感じた時にこの記事を見返したり、同じようなことを感じている人たちに大切な言葉を与えたい。
UVERworldの曲からの抜粋で、いつもこの歌詞を見ると悲しい気持ちがふっと消える。
「人生が百年だったとして、70億人なら
1人1秒ずつであったって、全員には出会えない
まずいな1秒どころか、この先の何十年も
君に捧げるつもりだから、もっと出会い大事にしておこう」
君というのは特定の誰か、ではなく、今であっている人、ペット、何に対しても共通で当てはまる。
相手が自分と過ごしているその時間、自分が相手と過ごしている時間、どんな一瞬一瞬も、与えられた時間の中で何よりも尊い。
必ず訪れるものに怯えるよりも、今過ごしている尊い時間を感じよう。
…と、当たり障りもないことをつらつらと書いたが、要するに言いたかったことは、時間って経つの早いね〜ってことです!一瞬で歳重ねちゃうし、一昨日の晩ご飯なんてすぐに忘れちゃう。今日と同じ明日なんてくるかわかんないから、その瞬間気がついたら「いいな」って思ってみようねってことです。
記事に一瞬でも目を通してくれてありがとう。
ちなみに犬か猫なら、犬派です。
BU(◎)DOH
あなたの一存で、これからの旅路を一緒に作っていけたらいいと思います。