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【連載】残された人生は大学卒業まで!? #171 絶筆を迎えるまでは

 時間をかけないとうまくいかないことが自分にはいくつかあって。

 その一つを紹介しようと思います。

 作詞。

 今日も一つ自分の曲の歌詞を考えて作詞をしたのですが、これがまたうまくいかないのです。

 自分の癖というか、やりたいことが、ちゃんと一曲の中で起承転結などのストーリーをしっかりつけるということ。

 そして、なるべく自分の考えたことをそのまま落とし込んで、解釈は自分でそれなりにするものの、聞いた人が幾通りもの解釈をできるような歌詞にすること。文学的要素、ドラマチックな要素を含むこと。この世にはない言葉を一つ生み出すこと。

 こんな感じでマイルールがあるんです。

 それを考えながら、なるべくこの曲の趣旨にあった歌詞をなんとかメロディーにハマる形で書こうと努力します。

 これがうまくいかない。

 歌詞を先に書いて、メロディーを作るということができず、メロディーに合う音数の歌詞をはめなきゃいけないので、類語辞典を手にしながら、この表現を違う言葉で表現するには、と模索しながら書いています。

 出来上がったときの感覚でこの曲の出来具合が大体わかります。

 これはいけるって時と、なんとなく合わせただけだなって時が丸わかりです。

 今日もなんだかんだ4時間くらいかかってワンフレーズ思いつくみたいな感じでしたが、なんとかうまくいった方だと思います。


 作詞するときの感情って、何か伝えたいことが中心にあって、それを直接歌詞に乗せて伝えるより、もっと効果的な方法はないかと考えながら、違う現象に当てはめて書いたり、例え話や空想の話を考えながら書きます。

 その時だけは自分の頭の中が宇宙のように広がって、無数に煌く星の中から、この曲に一番適した星の形はどれだろうと探しているような感覚です。

 毎回「うわあああああ」ってなるけど、これがなんだかやめられない。不思議なもんですね。


 過去に歌詞だけ書いてメロディーを考えなかったものがあるので、記事を貼っておきますね。


 いつか私の曲が、常に誰かの耳で囁いている時がくるように、今日も音楽を続けます。


 BU(◎)DOH 

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