【連載】残された人生は大学卒業まで!? #156 売れている曲の共通点
売れている曲はなんですか?
と言う簡単な質問に、短絡的に答える。
「Reolの第六感!」「YOASOBIの夜に駆ける!」「DISH//の猫!」「LiSAの炎!」
共通して言えるのはなんだろうと考えたときに、いろんな考察が出てくる。
ハイトーンボイスが出る、とか、同じ楽器が使われている、とか、同じような曲の構成になっている、とか…調べれば調べるほど共通点や考察をしている人の意見が出てくると思う。
ただ自分の作る曲との違いはよくわかった。
昨日、わかってしまった。売れている曲と自分の曲の違いを。
「口ずさみたくなりますか?」
すごく簡単で明快な問いだった。流行っている曲に共通して言えるものは口ずさみたくなることだった。
それに対して自分の曲は口ずさみたくなるようなメロディーではない。
自分で作ったからではなく、口ずさみたくなるかどうかと言う圧倒的単純な問いに対する答えなのだ。
世間で流行る曲にセオリーはあるのだろうか、どう言う歌詞がみんなに響くだろうか、いろいろ考える前にこんな単純明快な問いにふるいをかけられ、新しく生まれた曲たちがどんどんどんどん落ちていくのだ。
もちろん中には小粒ながら輝くものもあるが、輝きが鈍いと落ちた曲の中に埋もれてしまう。
この世に生まれた曲に生まれなかったものなんて一つもないし、生まれたことを否定するつもりなんて全くないが、もしたくさんの人に聞いてほしい、ブームが来てほしいと願うのであれば、そう言うことが足りないのかもしれない。
誰がブームを作るか、そんなこと何もわからないけど、まずはそう言う単純なことなのかもしれない。
これからもどんどん曲を作りたいと思う。
BU(◎)DOH
あなたの一存で、これからの旅路を一緒に作っていけたらいいと思います。