【連載】残された人生は大学卒業まで！？　#188　全ての我がアーティストへ

　なんとなく今まで考えていたこと。

　聴き心地がいい曲ならいいなって。

　そこで自分にとっての素晴らしいものとはっていうものを考えてみた。

　自分にとって素晴らしいものとは？

・キャッチーなメロディー

・メロディーにバッチリハマっている歌詞

・いろんな人にたくさん聞かれている曲

　コードなんてまだまだはっきりわかったわけじゃないし、歌詞なんてそこまでしっかり聞いてないし、キャッチーでメロディーに合う歌詞で、なぜか世の中にたくさん聞かれている曲が素晴らしい印象でした。

　結局のところそこ止まりで、それ以上のことはあまり考えられていない。作る時もそれだけを最終的には意識して作ってしまう。自分の中で理想であるから。

　それでは非常に勿体無くて。

　なりたい像がいくつかできた。

　彼でしかできないこと、この曲でしかできないこと、このアーティストでしかできないこと、この楽器の組み合わせでしかできないこと、私でしかできないこと。そういうものを意識できるようになりたい。

　素晴らしいものってそういう目に見える部分、耳で聞こえる部分、形になっている部分だけじゃなくて、その中に潜んでいるクリエイター、アーティストの意思がいかにたくさんの人に考えてもらえるものになっているか。

　これがなりたい像です。

　全員が全員同じように見えたり聞こえたりするものよりも、見る人聞く人に全て違う捉え方をしてもらえるような、奥深いもの。

　クリエイター自身としても、この作品を作る上で誰かが決めた価値観や正解、あるべき姿に囚われずに、いかに自分の表現したいものを表現仕切ることができるか。そこに余計な制約があってはいけない。

　そして何より、それがなくなったら悲しいと心から思えるようなものを一つの作品に込めることを忘れずにいたい。

　見えているところをどれだけ綺麗に飾るかではなく、見えないところを誰だけ深く長く掘り下げられるか。

　そこが深ければ深いほど、複雑であれば複雑であるほど、自分のあるべき姿に近いと感じました。

　アーティストっていうのは割と精神状態が不安定なことが多く、自分の中で決めたと思ったことがあっち行ったりこっち行ったり、昨日決めたことが今日にはころりと変わっていたりします。

　だからこそ、その瞬間の衝動が大事で、精神状態が不安定な方が、作品に深みが出るのかなとも思ったりします。もちろんとても広い心と精神の豊かさがあっての上ですが。

　だから今日これだけ考えたことでも、明日違う考えになっているかも。

　そういった意味で、このnoteは私の衝動を写しとったものだとまさしく言える。

　BU(◎)DOH

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