見出し画像

【連載】残された人生は大学卒業まで!? #200 あなたは何色?

私の人生が終わるまでの軌跡200話目。

気づけばもう人生なんて一ヶ月たらずになってしまった。

毎日無駄にならないように過ごそうなんてとんでもない、いろんな無駄と必要が重なって、ここまで過ごしてきた。

毎日毎日伝えたい思いが出てくるはずもなく、ただただ1日がすぎて行ってしまう時もありますが、200日やって一度も忘れなかったことがあります。

人生なんて所詮真っ白な紙なんだなってことです。

あらかじめこうであるみたいな固定概念や、こうしたらこうなるだろう、みたいな予測なんてつまらなすぎる。

毎日毎日不確定な真っ白な紙に、その紙を手にした一人一人が、思い思いのことを書く。

なんて雑で、なんてくだらない作品なんだろうって思ってしまう時もある。

しかし、その作品はどれだけ雑であろうと、どれだけくだらなかろうと、誰にも真似できないんです。

真っ黒に塗りつぶされていても濃さが違ったり、形は同じでも線の太さが違ったり、明日になれば昨日の設計図がどこかに行ってしまっていたり。

不確定で、無責任な真っ白な紙。

結局その真っ白な紙がどんな時も欲しくて、生きてるのでしょう?

私も毎日真っ白な紙が欲しいと思う。

昨日までの紙なんて明日には必要なくなってるんだから。

じゃあなんで連載を残すのかって?

私の書いた紙は所詮白黒だからだ。

色をつけてくれるのは私自身ではない。

これを見てくれたあなたたちだ。

添削で赤ペンをつけてもいい、自分の正義を青で書いてもいい。

真っ白だった紙が、白黒になって、いずれ色がついていく。

気づいた時には捨てたはずの紙がカラフルになって誰かの手元に渡る。

自分の元に返ってきたりもする。

そうやって積み重ねられた紙が、最後真っ白な紙で終わるときに、私自身を形作るのだ。

そう信じている。


200日目、見てくれて本当にありがとうございます。

あなたの色は何色ですか?

私は明日も真っ白な紙を手に入れることでしょう。


BU(◎)DOH

以下タグ

 #のこじん  #残された人生は大学卒業まで  #毎日note  #毎日更新  #連載  #連載中  #マガジン  #エッセイ  #日記  #写真  #自己紹介  #スキしてみて  #無料 


この記事が参加している募集

あなたの一存で、これからの旅路を一緒に作っていけたらいいと思います。