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私と彼のこと(2年目)

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2022年6月の記事一覧

私と彼のこと(715)-バイベーイ-

私と彼のこと(715)-バイベーイ-

今朝の兄・N君は機嫌よく登園していった。
洋服も焦れることなく順調に選び、着替えたし、長靴を履いた上で運動靴は自分で運んだ。

園に到着し保育室に入ると、靴下(脱ぐルール)、コップ、コップ袋、帽子を自分で所定の場所にしまう。
その他の細々したものを私がセッティングしている間に、N君はクラスの友だちと遊び始めるが、私が帰ろうとすると近づいてきて「じいじ、バイベーイ」とタッチしてくれる。

なぜか、「

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私と彼のこと(714)-はらぺこあおむし-

私と彼のこと(714)-はらぺこあおむし-

今朝、朝食を摂っていると、兄・N君が絵本『はらぺこあおむし』を持ってきた。
当然、食事を中断して、恭しく読み聞かせを提供させていただく。

途中、「すもも」や「ペロペロキャンディ」などの、青・黒基調の絵を見る度に、N君は「パパ」と指さす。
おそらく、長男Aの好んで着る服や、愛車のカラーリングからの連想だろう。

オレンジ色を見ると「ママ」
これもRさんの服装などのイメージなのだろう。

黄色を見る

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私と彼のこと(713)-タカイタカイ-

私と彼のこと(713)-タカイタカイ-

弟・S君は首がしっかりと座り、体幹も逞しくなってきた。
まだお座りはできないが、私たち大人の膝の上に座り胸に寄りかかった体勢ならば安定していられる。

「オフネガ」のような前後に揺れるわらべうた遊びはあまり喜んでくれないが、「キャーロノメダマ」のような縦ノリは大好きだ。
試しにタカイタカイを優しくやってみたら、キャッキャッと喜ぶ。
上がっていくときよりも、スッと沈む瞬間が楽しい様子。

笑顔が可愛

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私と彼のこと(712)-保育参観-

兄・N君が公立園に入園して初めての「保育参観」。
私の勤務園で行っている「保育参加」とは違って、保護者は保育に関与しない。

保育室と廊下の間にある窓が、穴の開いたボール紙で塞がれていて、保護者はその穴から子どもたちの様子を覗くというスタイル。
ところ変われば文化も変わる。
興味深いものだ。

私と彼のこと(711)-つかむ-

私と彼のこと(711)-つかむ-

赤ちゃんの握力はなかなか強い。
養育者にしがみつくために必要であるのと、つかむ対象に合わせて力の入れ方を調整できないので、そう感じるからだろう。

兄・N君が弟・S君に指を掴ませている。
単に面白い遊びとして行っているだけなのか、幼いなりの情動交流があるのか。

少なくとも兄・N君の方には、何らかの思い入れはあるようだ。
もちろん、嫉妬心の表れとして、乱暴な関わりになることもあるのだが。

私と彼のこと(710)-4カ月-

私と彼のこと(710)-4カ月-

書き忘れていたが、弟・S君が生後4カ月となった。
体重は7kgを超え、寝返りを打ち、家中に響き渡るような大きな声で泣けるようになった。

周囲のものを掴み、力づくで引っ張って口に持っていくようになったので、注意が必要。
順調に成長している。

私と彼のこと(709)-怒りと悲しみ-

私と彼のこと(709)-怒りと悲しみ-

私が紙オムツのお尻側に描いたトラックのイラストが、履いてしまうと見えないことに怒り、床に倒れ伏して泣く兄・N君。

もちろん私は、「こっちに描いたのは、履くと見えなくなっちゃうよ」と予告してはいる。
そして、前側にはスポーツカーや恐竜のイラストも描いている。
でもやっぱりこうなった(笑)

私と彼のこと(708)-寝返り-

私と彼のこと(708)-寝返り-

弟・S君は、子育て支援センターで遊んでいる最中に、初めての寝返りに成功したらしい。
でもまだ、私は見たことがない。

私と彼のこと(707)-電池が切れる-

私と彼のこと(707)-電池が切れる-

兄・N君に限った話ではないだろうが、子どもは唐突に眠りに落ちる。
大アクビをして、閉じそうになる目を無理やりに開いて遊び続け、本当に電池が切れたように眠りに落ちる。
直前まで遊んでいた玩具を大事に握りしめたままの姿が微笑ましい。

大人はこんなにギリギリまで体力を振り絞って遊べない。
ちょっと羨ましい。
真似しようとは思わないが。

私と彼のこと(705)-寝顔-

私と彼のこと(705)-寝顔-

弟・S君の寝顔。
兄・N君に似てきた。
普段は全く似ていないのだけど、ふとしたときに気づく。

そういえば、長男A(彼らの父親)と次男Hも似ていない兄弟なのだが、寝顔や笑顔がそっくりなときがある。
面白いものだ。

私と彼のこと(704)-笑顔-

私と彼のこと(704)-笑顔-

弟・S君が大きな声でよく笑うようになった。
以前から、泣き声はとてもパワフルで、体幹の筋力や横隔膜がよく発達していることは判っていた。

このところ、私たちが彼の顔を覗き込んだり、声をかけたり、身体に触れたりすることに反応して、キャッキャッと声をあげて笑うようになった。
そうなると大人も今まで以上に、彼にアプローチしようとする。
こうして彼らは大人側からの関わりを引き出すのだろう。
上手くできてい

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私と彼のこと(703)-出張②-

朝、妻(彼らの祖母)から、「じぃじー、って泣いてるよ」とLINEが入る。
長男AとRさん(彼らの両親)が出勤前の忙しい時間、私と妻(彼らの祖父母)で相手をしているのだが、今日は私が不在で手が回り切らないのだろう。
申し訳ないが、どうしてもこういう日はあるし、今後はきっと増えるだろう。

2園目の見学と、園内研修講師の仕事を終え、帰路に着いた。
彼らのお風呂に間に合うように、早めにお暇したはずだった

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私と彼のこと(702)-出張-

私と彼のこと(702)-出張-

およそ丸2年ぶりの県外への施設見学。
2施設回るので、宿泊することにしたのだが、そうなると2年半ぶりくらいか。
つまり、兄・N君が生まれて以来、ほぼ初めてじいじが丸2日間いないことになる。

…とはいえ、せめてそれだけはということで、朝の登園にはお付き合いする。
担任の保育士さんとも、普段よりも少し丁寧に情報交換をした。
この時点では、N君は、私が明日の夜まで留守にすることを理解していない。
割と

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私と彼のこと(701)-寝返り-

私と彼のこと(701)-寝返り-

弟・S君の体幹や首の筋力が強くなってきている。
もうすぐ寝返りを打ちそう。
そろそろ4カ月だから、おおよそ平均的か。

お風呂で身体を洗っているときなども、力強く身体を捻じったり、反ったりするので、取り落としそうになってヒヤッとする。
でも、丈夫で逞しくなりそうで嬉しい。