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中村章啓
2021年3月21日 22:59
以前、「私と彼のこと(176)-手を放す-」で次のように書いた。調べてみると、7カ月頃から意識的に「モノを落とす」ようになるらしい。そして、狙ったところにモノを落とす(意図した場所で手を放す)ことが、赤ちゃんにとってとても難しい身体操作であることも判った。生後8か月を過ぎた彼は、このところ明らかに意図を持ってモノを落とす。テーブルに載ったスプーンを手に取り、子細に観察し、ときに口に入れ
2020年11月22日 20:19
今さらながら、ロジェ・カイヨワの「遊びと人間」を読んでいる。> 事実、いかなる富も、いかなる作品も生み出さないのが、遊びというものの特徴である。塩川豊子(トヨ)の「私の大地保育」は私のバイブルだ。> はいはいや、いたずらをでき得る限り許してやりさえすればよいのです。それが子どもの遊びです。彼は今、視界に入る興味深いものには躊躇なく手を伸ばす。掴み取れたものは例外なく口に入れよう
2020年11月23日 16:54
三連休の最終日だった(らしい)今日も、じっと自宅で過ごしていた。書類仕事を進め、彼と遊び、数冊の本(コミック含む)を並行してダラダラと読み進めた。特に力点を置いているのは『遊びと人間』(ロジェ・カイヨワ/多田道太郎、塚崎幹夫/講談社)と『遊びに学びが欠かせないわけ』(ピーター・グレイ/吉田信一郎/築地書館)の2冊。この世の中で、彼が健全に育っていくために、私が支え得る遊びや学びは何なのか