私と彼のこと(135)-遊び-

今さらながら、ロジェ・カイヨワの「遊びと人間」を読んでいる。


> 事実、いかなる富も、いかなる作品も生み出さないのが、遊びというものの特徴である。

塩川豊子(トヨ)の「私の大地保育」は私のバイブルだ。

> はいはいや、いたずらをでき得る限り許してやりさえすればよいのです。
それが子どもの遊びです。

彼は今、視界に入る興味深いものには躊躇なく手を伸ばす。
掴み取れたものは例外なく口に入れようとする。
足をばたつかせ、高く低く声を出し、表情をクルクル変える。
多分、全てが遊びなのだ。
遊びって、どう捉えれば良いのか学ぶほどに難しくなる。

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