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私と彼のこと

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私(じいじ)と彼(孫のNくん)の成長記録。
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2020年12月の記事一覧

私と彼のこと(144)-体幹-

最近、彼の体幹が強くなってきたように感じる。
大人が壁によりかかるように座って彼を抱きかかえていたり、体育座りをして腿の上に彼を寄りかからせていると、フンッと腹筋に力を入れて上体を起こそうとする。

フロアマットの上にうつ伏せにしたり、お風呂で背中を洗おうとして前傾姿勢を取らせると、頭を持ち上げ背中をグッと反らせる。
まだグライダーポーズにはならないが。

そういえばまだ寝がえりは打たない。
うち

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私と彼のこと(145)-抱っこ②-

抱っこしてあげるのではない。
抱っこさせていただくのだ。

私が彼を抱っこするとき
彼もまた私を抱っこしているのだ

彼を抱っこしていると幸せな気分に浸れる。
もちろん、彼がまださして重たくはないことも理由の一つではあるのだろうけど。

そういえば、昔は「抱き癖がつくから、少しぐずったくらいでは抱っこしないほうがよい」という子育て論もあった。
いつの間にか聞かれなくなったが、しっかりと反証されたの

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私と彼のこと(146)-病院-

私と彼のこと(146)-病院-

今年の特長として、病院が混んでいない。
例年なら、インフルエンザや感染性胃腸炎などで内科や小児科が大混雑なのだが、今年度は予防接種以外で訪れる人が少ないようだ。

コロナ対策で手洗い・換気・消毒が励行されて、他の感染症も流行しにくくなっているのだろうし、少々の体調不良では病院に行かない(却って感染機会が増えるから)という考えもあるのだろう。

彼が体調を崩したときも、Rさん(彼の母親)は相当の待ち

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私と彼のこと(147)-彼のことを話す-

今日は、ちょっとしたご縁からお話をいただいて、リモート研修の講師を務める。
テーマは「コロナ禍の保育現場で見えてきた子ども達の心の変化とケア」

枕に、私と彼の話をしようと思う。

私と彼のこと(148)-笑顔-

私と彼のこと(148)-笑顔-

もうすぐ生後5か月となる彼は、どうやら家族の顔は見分けられるようになってきたようだ。
長男A(彼の父親)が帰宅したり、私が部屋を覗いたりすると顔を見てニッコリと笑うようになった。

きっとあと一か月くらい経つと人見知りが始まる。
外で出会った初めての人などに泣いて反応するようになるだろう。
こうして少しずつ発達していく。
楽しみだ。

私と彼のこと(149)-いつか-

今日は忙しくて彼とほとんど会えていない。
日中はオンラインで研修を受けながら園庭で焚き火を楽しんだ。

いつかは彼と一緒に焚き火をしたり木工を楽しんだりしてみたい。
トイカメラを持たせて一緒に撮影旅行に行くのもいい。

私が好きなこと楽しんでいることを彼と一緒に楽しめる日がいつか来るといいな。
そう願っている。

私と彼のこと(150)-民生児童委員-

正確には民生委員・児童委員。それぞれ別の役職だけど、兼務することになっているらしい。
地域の家庭や子どもを見守る立場。
私と彼も、これからお世話になるかもしれない人たち。

でも、地元の民生児童委員を務める男性が、女児への強制わいせつ行為で逮捕されたというニュースが飛び込んできた。
安心して住める町じゃなくなってきているのかもしれないな。

私と彼のこと(151)-胎毛筆-

私と彼のこと(151)-胎毛筆-

以前も書いたが、彼はまだ帽子やフードなどを嫌がる様子がない。
最近は寒いので、外出するときは帽子を被るようにしている。
それというのも、まだすごく髪が薄いからだ。

Rさん(彼の母親)が胎毛筆(赤ちゃん筆)のパンフレットを取り寄せていた。
昔からある風習だけど、私の実家には習慣が無くて、私も弟妹も胎毛筆を作っていない。
私の子どもたち(長男A・次男H・長女T)も同様。

一度もカットしたことのない

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私と彼のこと(152)-ミルク②-

以前、「ミルク」と題して書いた記事を見たら、「彼は比較的ミルクを良く飲む子ども」という記述があった。
生後2カ月以降の彼は、逆にミルクをあまり飲みたがらない。
完全ミルクなのにだ。

したがって体重も、成長曲線を描くと下限ギリギリになってしまうくらい軽い。
一方で身長は平均よりやや高め。
痩せた見た目ではないものの、赤ちゃんらしいムッチリさはない体型だ。

Rさん(彼の母親)はちょっと心配している

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私と彼のこと(153)-退屈泣き-

泣くという行為は子どもの言葉なのだろう。
最近彼は、空腹やオムツの汚れを訴える以外にも、明らかに「退屈だから、もっと構ってほしい」という要求を伝えようとして泣くことが増えた。

大人を目で追い、視線が合うとハッキリと表情を変えて「抱っこしろ、遊べ」と訴えて泣く。
私や家族は、それに気づくと嬉しくて「そうかそうか、遊んでほしいか」と、彼を抱き上げる。

しかし、いわゆるワンオペ育児をせざるを得ない方

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私と彼のこと(154)-感染性胃腸炎-

毎年、11月頃から流行するノロウィルス・ロタウィルス感染症。
今年は、例年以上に施設・備品の消毒に気を付けていたけど、先週あたりから数人の園児が嘔吐・下痢の症状で休みだした。
ノロやロタにはアルコール消毒は有効ではないので、例年通りと思えばそうなんだけど。

一方で、インフルエンザは今のところゼロ。
人の移動が減っていることや、マスク着用率が上がったことも影響があるのだろう。

私と妻(彼の祖父母

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私と彼のこと(155)-離乳食-

彼は昨日で、生後5カ月になった。
私の感覚的には少し早いような気もするのだが、今日から離乳食を試すことになった。

このところミルクの飲みが悪かったこともある。
一日の総量が増えないし、日によって飲んだり飲まなかったりのムラも激しい。
体重も増えないことから、Rさん(彼の母親)が少し心配を募らせているのもあって、早めのチャレンジに踏み切った。

はじめて口にする離乳食はつぶし粥(10倍粥をすりつぶ

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私と彼のこと(156)-気管支炎-

彼が発熱してから丸2週間経った。
数日前には、ようやく鼻詰まりも治まり、気持ちよく眠れるので、起きているときも機嫌よく過ごせている。
しかし、声を出したり笑ったりした後に、喉がゼコゼコ・ゼロゼロする。
特に苦しがってはいないのだが、おそらく気管支炎を起こしているのが気になる。

薬も終わったところなので、念の為に明日もう一度病院に行く予定。
Rさん(彼の母親)も自動車の運転に慣れ、病院までは一人で

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私と彼のこと(157)-冷たい手-

明日は冷え込むらしい。
とはいえ、天気予報サイトの表現では「平年並みか低い」という程度。
これまでが暖かすぎたんだろう。
12月半ばで富士山にほとんど雪が見られないのだから。

そうは言っても、この季節に水仕事などをした後の冷たい手で彼に触るのは憚られる。
ときどき、悪戯心を抑えきれずに、ピトッと指先をほっぺに押し当ててみる。
目を大きく見開いてプルっと震えて可愛い。