私と彼のこと(153)-退屈泣き-

泣くという行為は子どもの言葉なのだろう。
最近彼は、空腹やオムツの汚れを訴える以外にも、明らかに「退屈だから、もっと構ってほしい」という要求を伝えようとして泣くことが増えた。

大人を目で追い、視線が合うとハッキリと表情を変えて「抱っこしろ、遊べ」と訴えて泣く。
私や家族は、それに気づくと嬉しくて「そうかそうか、遊んでほしいか」と、彼を抱き上げる。

しかし、いわゆるワンオペ育児をせざるを得ない方は、ひょっとするとこれにイライラしてしまうのかもしれない。
保育と同様に、育児もチームで関わるから楽しむ余裕が生まれる。
一人きりじゃ辛いことも多いだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?