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人って好きな事があっても孤独には耐えられないもの〜永遠についての証明〜2024年小説22冊

若き数学者たちの物語
秀才の中にある一握りの天才
孤独と苦悩・・・

引き込まれる小説でしたね
これがこの作者のデビュー作か
天才である人物と
その友人の秀才である人物
この二人が話の中心・・・

社会での一般的な成功が良いのか
自分が好きなことに没頭できるのが良いのか
生きるというのは実に難しい
そんなことを感じさせてくれる作品でした。

数学の知識は必要ないので
誰にでも読みやすい小説だなと。

この小説を読むと、
どんな人間にも最低一人は理解者が必要だと。
理解者が全くいなくなると、
どんなに好きな物事があっても、
どこか人間は空虚なものになるのかもな
なんてことを思いました。

人が苦手ですって言う人も
本当に誰ともつながりを感じられなかったら、
どこかで孤独を感じて死にたくなる。
そんな感じがします。

僕の中でこのお話は、
天才と秀才の違いでもなく、
数学の壮大な話でもなく、
シンプルに・・・
人間は好きなモノがあれば孤独でも平気か?
っていうテーマに感じましたね~


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