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核分裂、核融合、核とつくものは人類にとって何なのか?~核兵器のしくみ~2024年69冊

核兵器・・・怖い言葉ですね~
ですが、恐れる対象も、
なぜ怖いのか分からないとダメよね

この本は、
専門的な核分裂について、
できるだけ簡単に説明している。
もちろん核融合についても書かれている。

主となるのは分裂の話で、
どういう原理なのかって事ですね。
核兵器や原子力発電所が中心で、
なぜ巨大なエネルギーを生むのか。

長崎と広島に日本は核兵器を落とされたけど、
まさか長崎の方が強い核兵器だったとはね・・・
広島の方が被害イメージ強いから、
漠然とウラン爆弾>プルトニウム爆弾
って思ってた。
原理的にはプルトニウムの方が強いらしい。

原爆と水爆の違い
α線、β線、中性子線、中性子爆弾と、
ニュートリノ、星が輝いてる理由、
原理力発電の仕組みまで・・・
核の原理が幅広くカバーされてる。

難しい数式や公式がなく、
素人でもある程度理解できるように書いている。
それがこの本の凄い所。
ただ・・・素人に読めるとは言え、
前提として最低限頭に入る知識か知性ないと、
理解に苦しむ感じはします。

この本で僕が感じたのは、
この原理で作った爆弾をさ、
広島/長崎という民間に対して使ったよね
アメリカの好奇心の高さと狂気ね。
作った人なら分かるけどエネルギー半端ないから
日本消えてなくなれレベルの心がないと
使えない爆弾だよね。

そしてもう一つは、
核融合のエネルギーの可能性ね。
こっちが本当にできたら、
世界が変わるだろうなあ~

発電(エネルギー)の問題
核武装の問題
何が正しいのか分からないけど、
参考になる本です。



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