居心地のいい環境から変化の渦へ巻き込まれ、嵐をくぐりぬけました。
今年のはじめに降ってきた課題。
平和にのほほんと過ごしていたら、どこからか嵐がやってきて、これまであったいろいろなものが次々に吹き飛ばされていきました。突然の嵐の襲来に、理由のわからないまま翻弄されることとなりました。
その時は分からなかったけれど、嵐の後に海辺に打ち上げられ残ったものが今年の最後に見えてきました。
「望んでいたものはすべてここにある」と思っていた去年
去年までは現状に満足していました。このまま周りにいる人を大切にして、目の前のことをしっかりやっていればすべてはうまくいく、と思っていました。ところが今年に入ってすぐ、居心地のいい環境から、変化の渦の中へ巻き込まれることとなりました。
これまで大切だと思っていたことがひっくり返って、心を乱され、悩みあがくプロセスをくぐりぬけることになりました。目標がぼんやりとしてしまい、やりたいことが分散している状態が、今年の夏の終わりまで続きました。
ある日突然、霧が晴れた!
さまざまな出来事が嵐となって過ぎ去った秋のはじめ、はっきりとした変化を感じました。揺れ動いていた心が定まったのです。
ぼんやりとした迷いや焦りがまるで霧が晴れるように消え、目の前のやるべきことに集中できるようになりました。思考が変わり、方向性とエネルギーを注ぐべきところが明確になりました。
それさえ明確になればこちらのもの!
しばらく内にこもって目の前のことをがむしゃらにやっていたら、それから間もなく、予想もしなかったすばらしい出会いがやってきました。そして終わりが近づく頃には「最高の年だった!」と言える流れになりました。
「今よりも大きなものを手に入れたいと望んでいるなら、現状に甘んじていてはいけない。人間関係を変えなければいけないし、何よりも思考を変えなければいけない」と、まるで誰かが教えてくれたかのようでした。
悩みあがく時期って、波のようにこれでもかと形を変えて何度もやってくる。その波にどう向き合ったか、どうやってくぐり抜けたかによって、その後の人生が変わってきます。霧の中にいて試行錯誤しているときには、それが次の大きな一歩を踏み出す準備期間だということには気づけないものなのですね。
実に落ち着きのない一年でしたが、一番近くの大切な人はちゃんと残っている。パートナーのMarekとの絆は強くなり、これからの未来について話し合うことが多くなりました。
いつも笑いにあふれる、そんな日常に何よりも幸せを感じています。当たり前のように近くに存在してくれいることは、当たり前ではない。
そう、まず誰よりも先に一番近くにいる人にこそ感謝の気持ちを伝えよう。
2023年、変化の年。
無事に嵐をくぐり抜けることができました。
今ここにあなたが存在してくれてありがとう!