猫の扉つくりました。
空き家だった中古住宅を購入し、リノベーション中に保護猫2匹をひきとりました。
猫を飼い始めてからはじめての冬がやってきて分かった猫と光熱費の関係。なんとか対策をしなければ!と猫用の扉をつくりました。
家をつくった後に後悔したことは?
家をつくった後で、「こうすればよかった」と気づくのはよくあること。私も自分の家を設計していながら、後からこうしておけばよかったな、と思ったことが一つありました。
それは、猫が通り抜けできる扉をつくっておくこと。
工事がはじまってから保護猫を引き取ったため、考えが及んでいなかったのですが、実際に猫と生活しはじめてから気づきました。
完璧を目指さない方がうまくいく
でも大丈夫! 家づくりは工事が完成して終わりではなく、暮らしながら手を加えていくことができます。はじめからすべて完璧にしようと思わずに、暮らし方、生活の工夫によって変化を許容してくれる家がおすすめです。
完璧にしようと迷って考え抜いて、きっちり設計してつくっても、結局あまり使わなかったり、細かく作り込んでいるからこそ使い方が固定されて柔軟に対応できない、ということはよくあること。
家が完成した後に、お施主さんの家に遊びに行って気づかされます。あまり完璧にしようと思わない方がいいんだな、と。
実際に生活してからでないと、気づかないことって多いですしね。
見えていなかった猫と光熱費の関係
リノベーションが終わって、生活をはじめてから気づいたことがありました。それは猫の動線と光熱費のこと。
猫用のトイレを廊下に置いているので、LDKの扉を開けておく必要があります。そうなると暖房が効かない!
暖房をつけても常に廊下からの冷気が入ってきて部屋がいつまでたっても温まりません。暖房はフル回転で光熱費がかなりかかってしまうことに。真冬にこれまでになく高く上がった光熱費に悲鳴を上げた私は何とか手を打たなくては!と決意しました。
ついに完成! 待望の猫扉
後付けで設置した左側の小さな扉。下の部分に注目してください。
どういう仕組みになっているかというと、もとの引き戸はそのままで、左側に小さな扉をつけ足したんです。とてもシンプルでしょう?
もとの引き戸をぴったり閉めることもできるので、猫が苦手な人が来たら、LDKに猫が入ってこないようにすることもできます。
小さな扉はマジックテープで止めるだけ。小学生工作レベル。
この他にも、うちには猫用DIYしたものがあります。
ああ、猫がいるとこんなにも幸せ度が増すなんて!
これも後になって分かったことです。