気分次第で楽な方へ流されやすい脳への3つの対策
自由というのはとても魅力的な響きだけれど、注意が必要です。
会社員を辞めて自分で仕事をするようになってから、自由な動きができる日々を手に入れました。自由に時間が使えると言うと、とても魅力的に聞こえますが、自由は取り扱いに注意が必要です。
なぜなら、私たちは気分で楽な方へ流されやすいし、できれば面倒なことをしなくない生き物だからです。ぼけっと生きてたら(どこへ向かいたいのかを明確にしなかったら)、目の前の楽なことに流される人生になりかねません。やっかいなことに、これって脳の特性なんですよね。「ラクにいこうよ~」と耳元で甘くささやく脳に対して、きちんと対策を立てる必要があります。
私が意識的に気を付けていることは次の3つです。
1.先延ばしにしない
ずいぶん前に元マイクロソフトのプログラマー中島聡さんの本「なぜ、あなたのお仕事は終わらないのか」を読んで影響を受けてから、仕事はスタートダッシュを心がけるようにしてきました。
先延ばしにすると結果的にクオリティも下がるし、何かあった時の対処がバタバタになってしまいます。早く取りかかる癖をつけておくと、実際に仕事ではいいことずくめです。
2.目標と日課をつくり、黙々とこなす
時間が自由に使えるからこそ、目標と日々のやるべきことをつくっておかないと、気分次第で楽な方へ流れてしまうことになりかねません。
「気が乗ったらやろう」と自分に甘いこと言っていると、習慣化することはできないし、飽きっぽい私は継続することができません。
ついついスマホばかり見ていたり、SNSや友人とメッセージのやりとりに時間を費やしたり、ダラダラテレビを見ていたりするとあっという間に一日は過ぎてしまう。結果、生産的なことが何もできていない、ということにならないようにするには、目標をつくり、日課に落とし込む必要があります。
「やると決めたら毎日やる」ときっぱりとした態度で脳に申し渡し、自分に課す。日々の小さな積み重ねは、時間の力を借りると大きな差を生み出しますから。
3.定期的に激しく息が切れる運動をする
なぜ激しい運動の習慣化を大切にしているかというと、「心と体の健康」を何よりも重要視しているからです。運動ってただ身体を鍛えるだけでなく、心の健康に何よりも寄与してくれるんです。
いい仕事をするためにも、人にやさしくするためにも、心と体の健康にはかなり気を遣っています。
「心と体の健康」を手に入れる最も効果的な方法が、定期的な有酸素運動。具体的には、週に3~4回、1500m ノンストップで泳いでします。
軽い運動くらいじゃ足りなくて、激しく息が切れる運動をすると、脳のパフォーマンスや集中力が上がり、お腹の底からあふれるエネルギーを得られます。特に精神的な効果(気分最高!)を感じたかったら激しい運動がおすすめです。
運動した後の何よりのご褒美は、セロトニン、ドーパミンが分泌されて、自分の力で幸せな気持ちになれることです。近くにいる大切な人にもやさしくなれて、人間関係もうまくいく。運動ってなんともいいことずくめです。
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