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室内で始めるハオルチア 基本編

こんにちは!BRLias(ばらりあす)です♪
最近メルカリで自分の育てているハオルチアの子株を販売しておりますが、「初めて育てます!」という方が沢山いらっしゃいまして、
少しでもお迎え後の不安を解消できればと思い書きます!

ハオルチアに興味はあるけど、「育てるの難しいんじゃない…?」
という方も是非お読みいただけると♪
それじゃ早速!


1. 基礎知識編


(1)ハオルチアとは?

ハオルチア(Haworthia)は、南アフリカ原産の小型多肉植物で、その美しい葉が特徴です。葉は透明感のある「窓」を持つものや、硬くて鋭い質感のものなど、種類によって形や質感が異なります。

魅力ポイント

  • 育てやすい:室内管理が可能で、多肉植物初心者にもおすすめ。

  • 虫が湧きにくい:無機質の土が殆どなので、虫がほとんど湧かない。

  • コンパクトサイズ:小さな鉢でも栽培できるため、スペースを取らない。

  • 多様性:種類が豊富で、収集欲を刺激する。

  • 名前:品種名がおしゃれだったり可愛かったりかっこよかったりする。

個人的には、虫が湧きにくい点がポイント高いです(私は虫が苦手w)
室内園芸だと、そもそも虫と触れる機会が圧倒的に少ないです。
その上、多肉植物用の土は無機質のものが主流で、虫の餌となるものがほとんどないため、繁殖が抑えられます。我が家では小バエすら見かけません。

BRLiasのお気に入り品種紹介

<<紫オブツーサ>>
これぞハオルチア!といった見た目のぷくぷくとした葉が可愛いです!
比較的徒長しにくい気がします。
米国のドドソン博士のコレクションから発した子は、
ドドソン 紫オブツーサや、OB-1と呼ばれたりもします。

ドドソン 紫オブツーサ

<<黒オブツーサ>>
紫オブツーサ同様、管理の仕方次第で葉が深い色味に染まります。
こちらは葉先がピンっと尖っており条理が太く筋がくっきり見えます。
その名の通り黒系です。
似た品種にブラックオブツーサがありますが、別物です。

黒オブツーサ

<<巨大赤線レンズオブツーサ>>
こちらは赤色に染まるタイプです。体は赤いのに、窓は青い。
透明感もあり、逆行で透かして見た時の美しさは宝石さながらです。

巨大赤線レンズオブツーサ

<<闇の森>>
フォルムもかっこ良いのですが、名前がもう…イケメン。
深い緑の葉にブツブツとした質感、反り返る葉先。
我が家のイケメン代表格です。

闇の森

<<姫桜 錦>>
窓の透明感が高く、条理はピンクに染まり、名前もとても可愛いです。
斑入り個体で、斑入りは名前に”錦”とついている事がほとんどです。
エメラルドLEDという品種の突然変異かつ斑入り個体です。

姫桜 錦

っと紹介しだすときりがないので、このへんでw

(2)初心者が知っておきたい基本情報


光量に関して

ハオルチアは耐陰性があるため、光の弱い環境でも生存はできます
ただ、ある程度の光量が無いと徒長し易くなります。
キレイな見た目を保つには、光も必要となります。
ネットで調べると6,000Lux以上が必要と書かれていますが、個人的には
6,000Luxでは低いかな?と思っています。
私の環境では、高いところで25,000lux 低いところでも9,000lux程度です。

徒長とは

ざっくり言うと光不足や環境の影響で本来のコンパクトな姿が崩れ、葉や茎が間延びした状態を指します。
このあたりはとても深いので詳しくは今回省きますが、主な要因としては、
・光不足
・風不足
・肥料過多等が挙げられます。

<レッドブル>
流木の右からびよーんと伸びているのが、徒長した姿です。
水分過多かつ光量不足ですね。
<白蛇伝>
発根に苦戦し、低ストレス環境で管理した結果、徒長しました。

温度に関して

5℃~30℃の範囲で問題なく育てることができます。この範囲を超えると、休眠したり、最悪の場合枯れる可能性があります。
休眠すると、ほとんど水を吸わなくなり、成長は止まり葉もどんどん萎んで行きます。枯れた訳ではないので、根が活動を再開すると復活します。

水やりに関して

ここが一番悩ましいポイントです…
正直なところ環境や個体によって、求める水分量も違うので、一概には
言えませんが、あくまでも参考まで。

水やりで一番気をつけたいことは、根腐れです。
これはどんな植物でもそうですかね?
特にハオルチアのような多肉植物は、葉に水分を蓄えられるため、
乾燥には強いですが、少しでも水をやりすぎると枯れます(溶けます)。

では、最適な水やりタイミングとは…
鉢を持ち上げて、軽くなっていたら鉢内部の水が乾いた合図なので、
そのタイミングで、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。

・・・・分かるかい!!

慣れてくると本当に分かるようになりますが、初めて育てるのに、
鉢の重さの差を感じるのは至難の業…

ということで、次回は私が慣れるまでに行った水やりのタイミング把握方法と失敗についてお話します。


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