パクチーの年末年始
お久しぶりです!パクチーです!
年末年始、パクチーには目標がありました。
生マッコリを飲む
米焼酎がどんな味か飲んでみたい
完全にBTSジンくんの、マッコリと焼酎を自作するコンテンツ、『酔中JIN談』の影響であります!
パクチーは若かりし頃に飲食店で飲んだきり、マッコリを飲んだことがない。味の記憶もない。
彼が「芸術だ」という生マッコリ。
そしてジンくんがマッコリを蒸留して作った焼酎、これは米焼酎になると思うのですが、思えば米の焼酎も飲んだことがない。一体どんな味なのか…。
ところで、ふつうのマッコリは、割合すぐ飲む機会がありました。
島から一番近い繁華街、イオンモールのリカーショップにて、缶のマッコリ(無添加・無加糖)を購入。
おいしい…!おいしいぞ…!
これは期待だ…!
そして年末。パクチーの実家は東京ですので、きっと東京であれば生マッコリもあるだろう、あるんではないか。東京駅に着いて早速、混雑をかき分けて構内でお酒を扱うお店を物色。…ない!店員さんに聞いても、ない!日本酒の、杜氏さんもやってきて特設コーナーはあれど…そりゃそうだよ、正月だよ…。
実家の最寄り駅にも無い!
「昔は瓶に詰めて売ってたけどね。生マッコリ」
と父。駅近くにあるような韓国料理屋では、在日韓国人の方達が作る自家製マッコリをビール瓶に詰めたものが飲めたと言う。
それは相当昔では…?
翌日。スーパーを梯子して最終的に見つけたのは、KALDIで、であった。缶ではあったが、マッコリだ!やっと!やっとだ!KALDIは島から一番近いイオンモールにも入っておるけどな!
選択肢は3つじゃった。
ふつうの。
いちごあじ。
モンブラン…(先行発売…!)
デザートっぽいお酒が好きでは無いパクチー、完全にデザート的お酒であることを分かりつつ、「先行販売」とか「プレミアム」とか言われると手が伸びてしまうちょろい奴です…!
それで3種類購入。正月用の買い出しと合わせて、よりによって、餅1kg、ノンアルコールスパークリングワイン、ペリエの瓶、お酢、そして缶マッコリ4本、リュックに入れて帰る。
マッコリが入ってると思えば、重さなんて感じないね!例えリュックの紐が例え切れようとも!
…。
いやー…
マッコリ…
おいしい……!
夕暮れ時。
昆布巻きや伊達巻や、
切れ端をつまみに、
マッコリを飲みながら
お節を詰める。
今年の締めは完璧じゃないか…。
年々、お節と飲むものが、日本酒→ビール→スパークリングワイン→白ワイン→マッコリ(今ココ)と変わって来ているんだが、どれも美味しいよ〜〜〜。今年は田作りが美味しいな〜合うな〜。アルコールが強くないのも良い〜〜。わたしはマッコリはやっぱりふつうの味が一番好きみたい。
生マッコリはお店でならば飲めるんでしょうか。飲めるようですな。次の帰省の際はちゃんと調べて、味わってみたいと思います。
さて。一方、米焼酎。
こちらは島に帰る日、東京駅構内にてゲットすることができました。一番下の棚に2種類だけ…悩むな!無難なタイプか、すごくこだわりの強そうなタイプか…。「どういう飲み物か分かりたい」けど、「美味しいものが飲みたい」。
結局、こだわりの強そうな方にしました。
九州の酒造さんでした。自社田で有機栽培米を育て、常圧蒸留(分からん)で完成させたそうです。米焼酎の旨みを残すために濾過していないそうです(普通はするの?)。炊き立てご飯のような香ばしい香りと柔らかな甘みが広がります、とのこと。
飲んでみました。
…!!!
お、
おもしれーーー!!!!
本当に、おこげみたいな、苦いんじゃ無く、好もしい、香ばしいような味がします。けれどアルコールは強いので、日本酒とも違ってガツーンと来るのが不思議で…。
少しぬるめのお湯割にすると、味わいがふくよかになって良かったです。わたしは、面白いので、これすごく好きです。わたしは全然お酒に詳しく無い上に、焼酎は最も無知ですが、麦のスッとした感じも違う。芋の奥にある濃い何かとも違う。何かがそこにいるんだが、とにかく「米」だ、米を全身で主張してくる面白いお酒でした。
ということで。
年末から年始、ずっと子供or家族or親族の誰かと一緒にいたので、まだ自分自身のトーンが戻りきらないパクチーです。「そういえばわたし…HSPだったな!」。8年目が終わりつつある島暮らしで、すっかり忘れていました。どうりで連日の親戚付き合いがしんどかった訳だ。1日おきにしてくれ。
子供を新学期の始まる学校に送り、旦那くんを仕事場に送り、誤作動寸前で、「ひとり、とにかく、ひとりにして…お願い…!」いや、誤作動起こしてたろう、
やっと誰にも何も言われない空間を確保…。
でもまだ息が苦しい。
一番速攻で自分が緩む方法ってなんだろうかな?東京駅のIDÉEで見つけたお香を焚いて、おやつのご飯は、日の光を浴びながら食べて…。
きれいなんだよ。この島の光が本当に。鳥がちゅんちゅん言ってるのしか聞こえない。瀬戸内の海は湖のように凪いでいて、波音もなく、磯臭くも無い。
毎日こういう時間の中に一人でいることが多かったから、子供の「あれがしたい!」「これがしたい!」について回るうちに忘れてたな…。わたしは明らかに、島に来たことによって寿命が伸びたと思う。
年末から気に入ってる曲をBGMにリピートして。
BTSの【Blue & Grey】の作曲をしたアーティストなんだが、昨日歌詞を初めて見たら、Oh…。「Maybe I’m tired, yeah / Think I hit the bottom of myself」。
わたしの場合は、底をついたと言うよりは、とにかく一人の時間をチャージしなくちゃならないんだなあ。そしてそれは寝て休まるだけじゃなくて、何か、自分の中の要素を動かせる方が、エネルギーが早く溜まる…。
帰省している間見れていなかったBTSのコンテンツ群を見た。
そこに映るメンバーが、それぞれ、自分のかたちを受けれいて、受け入れたそのままを開示しようとする姿が、うつくしくて、ありがたいような。
感謝の気持ちだった。
それはなぜかと言えば、自分が自分の凹凸を、結局受け入れて、肯定しているまま、それを開示できるということは、他の全ての人の存在を愛して、肯定するのと、同じ態度なのか…、と思ったからだ。
わたしは、こんな風には出来ていない。
わたしはこんな風にも開示することが出来るのだろうか。
帰省は楽しかった。
育った東京の吉祥寺の町を、数時間だけひとりで歩く。
時間が限られて余計に不思議な感じだ。
ビアバーでビールとピクルスだけ頼んで(一応断ったよ!)、
今時はスマホでオーダーするんかいな。
同じく帰省していた臨月の妹ちゃんを付き合わせて、
akkiy☆さんが紹介していたダンスの、ダンス練習動画を10位から順に、実家のTV画面で見た。妹ちゃんは子供の頃ダンスをしていたのもあり、人と見るとすごい集中して見れるな!ここに出てくるアーティストを妹ちゃんはBTS以外知らなかったけど、BE:FIRSTはオーディションの頃から追っているそう。
とっても楽しくて、いくつか発見があったが、一番はHYBEさんのダンスの共通点かもしれない(BTSは含みません、ちょっと、ジャンル?がちょっと)。「長期展望で先を見越した実力のつく振り付け」。一見地味で、中間的な動きや角度が多い。それを合わせるにはとても技術がいるが、じっくりじっくり振り付けでやらせている印象。美しく合わせる難易度は高そうなのに、その延長線上には、それで内面を表現する表現力を身につけている。「激しいダンスじゃ無いのにきれい」妹ちゃんコメント。
今年は…わたし、ツェルニーを頭から弾き直そうかな…。
そう。ツェルニーがむちゃくちゃ上手いみたいな感じがしたのよ。HYBEチームからは。
ツェルニーは曲のタイトルが「メカニック」となっているように、本当に手の機能を整備するような目的の練習曲で、今、今、わたしはそのありがたみを欲している…!基本的な、よく耕された広大な、何も植っていない畑のような状態を…!結局、ハノン(指の運動みたいのの作曲者)も、今が一番コンスタントに弾いているかもしれない。有難い…ハノンさまの叡智…。若い頃は面倒臭いしか感じていなかった…歳とると体が固くなる分、ほぐすテクニックのありがたみがすごい。
あとは、かじってぽいしてしまうジャズの本を、1冊くらいちゃんと弾き通してみようかと、いくつもあるジャズの本から数冊。ツェルニーその他教則本を、実家の本棚から抜いてスーツケースに入れて帰って来た。
入りきらなかった楽譜は、後日送ってもらった。
欲張りすぎたか…。
そんな年末年始でありました。
マッコリと米焼酎の新体験は、どうしても小学低学年の子連れで、帰省の際はでっかいスーツケースもゴロゴロしてますので、行動範囲が限られちゃう、その範囲での冒険でしたが、楽しみました。どちらも、ジンくんが味わった味とは絶対に全然違うと思いますが、彼のおかげで新しい体験が出来て、嬉しい。
今年はもっとマッコリを飲みたい!
それではまた!
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