激重すぎて、むっちゃ泣いたわ…ああ…そうか…そういう段階か…辛すぎる…そしたらSUGAくんが出てくるところでめっちゃ救われて、救いの存在過ぎて泣く、再び…、
そうだ、そうだよなあ、 わたしは、ずーっと、ずーーーーっと、このnoteを始めた時から、彼らのいる闇の部分が開示される日のファンたちの心が気がかりだったけど、
まず当事者の彼女たちが救われるべきで、 彼女たちこそ最も癒され、許されるべきなんだよな…
このフューチャリングのSUGAくんが、ホールジーちゃんにとって無茶苦茶救いとして存在しているのが、彼女に、酸素を、水を、生命を、与えているのが、本当に素晴らしくて、涙が止まらなかった。
・・・え?
ゲーム?
しかもリリスかい。リリス(ブラックムーン)を話題にした先日のnoteはこちら 。
もともとホールジーちゃんが1年前に【Lilith】という曲を書いていて、今作はそのリメイクらしい。歌詞は部分的には同じだが、大きく違う部分もある。ざっくり言うと、描いている景色がより具体的に、そして場面がその次の世界へ展開してる、という感じだろうか。ちなみにこの楽曲はゲームのタイアップで、ゲームのラスボスがリリス。
あなたが何かを得れば 彼らはそれ以上に取り去って行く The more that you have The more that they take
Halsey, SUGA - Lilith (Diablo IV Anthem) ここで気付く人は「あっ…」。何についてか。
とにかく暗いし、重いし、グロいし、効果音が怖い。とにかく怖い。矢が飛んでくるのも怖い。なんで歩き続けられるのか。怖い。
これが彼らの世界だよ…。
時が来たって言うんなら、覚悟は出来てる 「槍玉に上がる時間」 私の狂気を、無茶苦茶に責めてくれていい 血の味は、いつもあの子を思い出す 私が告白したら──うん なんて酷い人間だろうと思うと思う そして…全部全部ただの願望だけど 袖にナイフを隠してるの 季節が変わるように命をかける これくらいしないと わたしは混乱を呼ぶから ずっとズルをしていたの もうこれ以上の下らない前置きはいらないね 私は去る 私はこの道に長く居すぎたの Well, I'm perfection when it comes indiscretion Might fuck around and just succumb to my aggression I taste blood and it’s turned to an obsession Baby, I’m confessin’’, yeah You got me thinkin’ that I was too mean Well, everything that I say, I believe Tuck a knife with my heart up my sleeve And change like a season Reason for nothin’ I am disruptive I've been corrupted And by now I don't need a fuckin’ introduction I been gone 'Cause I been on this road too long
わたしは…これ以上ないくらい、非常に…率直な歌詞だと思いました…。ああ、覚悟してるんだな…という。「You got me thinkin’ that I was too mean」以降が、オリジナルの【Lilith】と同じ部分なんだよ。その同じ部分に以前からの彼女が抱えてきた気持ちを感じるし、今回書き換えられた部分にも重い感情を感じる。
「ズルをしていた」と訳した部分、「corrupted」は、英英辞典だと
不正に自分の地位や権力を使って有利になるようにすること、特に金銭のために
道徳的に悪い
となっております…。
ここまでの歌詞で、オリジナルと同じ部分をパクチーが要約するなら、「芸能活動の幕引きと、業界に対する情報開示を引き換える」、その覚悟を去年から持っている。そして今回新しい部分で、「その時が来たのかもしれない」と…。
私が喋り過ぎてるのを分かってるよね これを見せたら…これはとても愛とは呼べない あなたに勘付かれてたとしたら耐えられないよ あなたは気付いてた? あなたは気付いていたの? まだ喋ってしまいそう これを見せたら私は終わる あなたに勘付かれてたとしたら耐えられない あなたは気付いてた? あなたは気付いていたの? You know I get too caught up in a moment I can't call it love if I show it I just fuck things up, if you noticed Have you noticed? Tell me have you noticed? I get too caught up in a moment I can't fall in love if I show it I just fuck things up, if you noticed Have you noticed? Tell me have you noticed?
Yes…I notice…。
間違ったまま進むのを 私にはどうしようも出来なかった あなたが、私が言った通りに全部してくれたのは 肉体さえあれば誰にでも言うことを聞かせられるからで あなたはそれをよく分かってる 恐ろしい奴だと思ってくれてるかな ああ、これはただの願望だよ ナイフを袖に隠して 命をかけてぶち壊す きっと大したことない 心底吐き気がしてるから 私はズルをし続けてきた 私がぶち壊すのに、ここからは誰の手もいらないんだ 私はいなくなる人間だから そうだよ、ここに長く居過ぎたんだから I got a problem doin’ things I’m not supposed to But you did anything I told you 'Cause you'd let anybody with a body control you And you know it too You got me feeling like I been too mean And everything that I say I believe Tuck a knife with my heart up my sleeve And fuck like a demon . Do it like nothing I am disgusting. I've been corrupted And by now I don't need no help to be destructive I been gone Yeah, I been on this road too long.
同じような詩を一部繰り返しながら、1番は彼女を信じてきた人に向けて、2番は、自分が所属していた場所に向けて、のように見えます。
だけどね…正直…この歌詞が書けるというだけで、時代はちゃんと、「季節」がちゃんと、潮目が変わってるんだと思うんですよ…涙…ただの普通の一般庶民であるわたしには、ただただ出来事を、こうした成果物を、傍観することしか出来ませんが…。
と…!ここで…!
聖人が…!!
あなたが、何を言おうとしてるのか分かってるよ あなたの、決して愛とは呼べない部分について 俺だってぶち壊したい、ああ、俺は知ってる 分かっていたよ I know you get too caught up in a moment You can’t call it love if you show it We just fuck things up, yeah I noticed Yeah I noticed
う、うわあああ〜〜〜ん(涙)
前半のホールジーちゃんのとこでも泣いてんですけど、今も訳しながら涙が止まらないんですけど…………うぇっ、うぇっ…。
そこから離れるんだ 逃さないようにあなたを閉じ込めてきた 激しい憎悪、精神の暗闇がもたらす希望のない陰鬱 過去に生きないで 今が変化を起こす時だよ 今、あなたの目に映るものを信じて 俺は地獄に戻ってきた Step out of the moment That’s been trappin’ you in All this negativity of hatred and insanity Don’t dwell on the past It’s time to make a change Look around believe in what you see I have returned to hell
すてきだ…。
話し過ぎてると思う 私の中のこれを、愛とは呼べない あなたも気付いているかもしれない、これを 私はぶち壊したい 気付いている? 気付いてるかな? 私は話し過ぎてる 愛を味わいたかった、でも私にはやるべきことがある あなたも気付いているかもしれない、これを 私はぶち壊したい 気付いている? 気付いていたら教えて You know I get too caught up in a moment I can't call it love if I show it I just fuck things up, if you noticed Have you noticed? Tell me have you noticed? I get too caught up in a moment I can't fall in love' cause I'm focused I just fuck things up, if you noticed Have you noticed? Tell me have you noticed?
歌って、詩の世界が進行すると、同じ歌詞でもニュアンスが全然違って聞こえるのが、これが不思議だな〜〜と思う。すごいな〜〜〜。うーんそれだけ言語表現が、感情に比べてシンプルだってことか?
SUGAくんのボーカルがですね、ここまでのホールジーちゃんの重さと、攻撃性と、覚悟とを受け取って、重たくもありながら、でもすごく柔らかい声の響きも混ざってるんですよ〜…「慈愛」と…言う名の…。これ、それこそSUGAとAgust Dのハイブリットなんじゃないのか…ボーカルとラップも微妙にミックスしてるし、4点のアスペクトをここで融合…これこそ…
このnoteの下の方で触れた、新生ユンギ氏の新・統合状態では…。
あなたが手放せば手放すほど より多くを得る だからもっと手放して もっと受け取って 手放せば手放すほど より多くを得れば得るほど 彼らはそれ以上に取り上げる The more that you give away The more that you have More that you give away More that you have The more that you give away The more that you have The more that they take
「彼らはそれ以上に取り取り上げる」 で、「結局取られるんかい!」で終わるんですが、だからこそ、この戦いが非常に、命をかけた、シビアなものだということです…。そういうことだと思います…。
わたしがこの楽曲で非常に胸を打たれたのは、オリジナルの【Lilith】には描かれていなかった視点、「許し」 の視点が、SUGAくんの存在で提示されたところにある。はっとした。
「開示」を受け取った人間は、過去を過去へ手放して、「許し」の状態まで行かなくてはならない。そして当事者は?人生をまだ続けなくてはならない。「今この瞬間にフォーカスする」。今目の前にある恩恵を、愛するべきものを、命がけで愛せ。そして生きろ。
これがSUGAくんのバースに込められているものかなとわたしは受け取った。ここ最近のSUGAくんの獲得したもの、全部が詰め込まれたような、集大成みたいなメッセージじゃないか?これ、今後ものすごく意味を持つメッセージだと思う。このレベルまで行かなきゃ。このレベルが必要なんだよなあ…。
すごいなあ…なんか…本当に…今をリアルタイムで生きてて良かったよ…。
・・・で。
ゲームだっけ?
Halseyさんのinstagramのメッセージが良かったでした(インスタ見たら写真があまりにパワフルなので、さん付けに…)。
先日のフォーラムで@SUGAと一緒にゲスト出演し、「suga's interlude」をライブで初披露しました!友人とは何度もステージを共にしていますが、二人きりでこんな風にするのは初めてです。曲の終わりは、7年来の付き合いなのに、「うわっ、こんなことあったのか!」という感じで、笑うしかなかったです。私はSUGAのことを「双子」と呼んでいます。笑顔が似ていたり、共通の趣味が多かったり、時には髪型が同じだったり。しかし、私がそう呼ぶのは、私たちがクリエイティブな波長で不思議と(時には言葉もなく)つながっているように見えるからです。彼のソロコンサートを見たときは、信じられないような体験でした。彼は真のアーティストであることは、ずっと前から知っていた。しかし、そのエネルギー、多才さ、創造性、そして勇気ある暗闇を目の当たりにして、私は圧倒された。このような瞬間は、私たちがなぜこのように自分を表現する方法を持っていることが幸運なのか、思い出させてくれます。私はとても感謝しています!そしてARMYの皆さん、いつものように心を込めて歌ってくれて、私をくつろがせてくれて、ありがとうございました。
それでは、また!