「三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実」から出版取次会社と団塊世代を見つめる
7月中旬現在でも絶賛公開中の作品。
この作品を観て、戦後昭和の社会の混沌から現代の日本を紐解くことができるかもしれない。
コロナショックによる3月末の緊急事態宣言の前、「伝説の討論」と呼ばれるこの映画を観に行ってきた。
三島由紀夫没後50周年だ。自衛隊で割腹自殺した有名な事件が1970年。
国粋主義(右翼)とみなされた三島と、共産主義から分かれたいわゆる新左翼の一派の構図と見られがちだ。
ネタバレになるが、怒号が飛び交うような討論会ではない。
東大全共闘の学生1000人対文