【発達障害に悩んでいる人へ】困っているなら、QEEG検査とTMS治療は一つの解決策になるかもしれません

2019年6月5日 20:58

本記事は、発達障害認定された方、疑惑の方などの当事者、または家族などの親しい方へ向けて書いています。僕の経験談が少しでも参考になれば。

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ちょっと真面目にノートを書きます。書きなぐります。書き殴ってやろうじゃないか。

僕はアスペルガーです。アスペルガーとは、、、ネットで厳密な定義を載せようとしましたが、やめました。というのも、明確に定義される表現がどの情報も異なるからです。大枠では、アスペルガーは自閉症スペクトラム症候群と呼ばれます。自閉症の一種だそうです。更に大枠では、発達障害だそうです。障害だそうです。

そう、アスペルガーは発達障害者なのです。こうなると、もう訳がわかりません。アスペルガーって何？発達障害って何？でも障害なんだ。

俺、障害者になっちゃった。。

初めてASDと診断を受けた時、こんなことを思いました。もちろん、この考え方は受け取り方によっては障害を持っている方への差別的発言に聞こえるかもしれない。でも、これがASD診断された時の正直な気持ちです。負のループが始まりました。

元々、少し精神を崩していた私は、結局仕事を辞めました。その根底には、もちろん体調も関係していましたが、発達障害というコンプレックスを払拭できないからでした。何一ついいことがない。ASDという診断を得て、自信をなくす。発達障害者のラベルを得て、社会復帰の仕方の「正解」を失う。

うつにも様々なうつがありますので、一概に言い切ることはできませんが、一つの特徴は脳が異常に忙しいことです。それは他者への怒りなのか、はたまた自分への怒りなのか、とにかく脳がショートしています。もう限界だよとSOSとして体に現れるのです。なので、うつ病はとにかく脳を休ませるしかありません。

僕はアスペルガーなので、それが人生にいい影響を与えることもあれば、悪い影響を与えることもありました。一つはこだわりの強さです。受験勉強だけは出来たので、普通にいい大学入っていい会社に入れました。アスペルガーなので面接は苦労しましたが、模擬面接を繰り返して、好印象を与えることができたのです。

幸い、向上心の強さもあり、会社でいい評価を受けることもありました。人生順調。頑張れば報われる。20代までは、それでよかった。

しかし30歳、このアスペルガーの僕と、超日本的な慣習が見事にミスマッチを起こします。結婚→出産のタイミングと、転勤のタイミングが重なってしまったのです。これは見事に僕の人生を裏目にしました。

元々、社交的なタイプではない僕は、出産育児というイベントと勤務地する土地の変更という出来事に臨機応変に対処しきれず、イライラを募らせ、結局、どちらも手放すことになってしまいました。え？と思うかもしれません。

本当は、一番大切なものを見抜き、乗り越えるのが最良でした。でも、できなかった。最初に健康な精神を失い、家庭を失い、仕事を失いました。

ネットゲームに勤しみ、食っては寝て、外出といえば犬の散歩ばかり。こんな生活が続きました。ずっと苦しい。けれど打つ手もない。何より体が重い。

生きてればなんとか流れが変わるかもと言い聞かせ、noteの投稿くらいは始めました。ただの「書く療法」です。あの時のnoteを見ると、「大丈夫、大丈夫」ばかり言っています。自分自身に呪文のように。

あれから約一年、様々なことを試しました。神社に祈れば人生が好転するかもと、箱根神社、三大金運神社、伊勢神宮、出雲大社、金比羅宮、、、。今思えば、祈る行為はうつにはだいぶいい事なので、やってよかったなと思います。

発達障害の検査も適当なものだった（アンケートと医師との会話で、「ASD」と言われても納得できません）ので、気が済むまでやりました。本を読み漁り、発達障害検査の病院に東京で二つ行きました。

発達障害とは、つまるところなんなのか？

近年の発達障害ブームで、訳が分からなくなっています。議論がおかしい原因は、定義がおかしいからです。知的障害も自閉症も多動性症候群もアスペルガーも全部一緒に「発達障害」として括られるから、「発達障害の人は〜」という話がそもそもできないのです。

笑ってしまうくらいで、本当に笑い飛ばしてしまった方がいいでしょう。もしあなたが当事者で、またはごく身近に該当者の方がいたら（またはそんな診断をされたら）発達障害という言葉は一度忘れていいかもしれません。ただ、何に困っていて、どう対処するのがいいのか、ここだけは把握しないといけません。（大事なところなので太字にしました）

僕の場合、一番困っているのは脳の思考が止まらない事でした。このことに気がつくのさえだいぶ時間がかかりました。だって、見えない訳です。自分からも他人からも。

安眠できる人は、または出来る時は、脳が正常におやすみモードに入っています。これが安全な状態。ところが、僕は寝るときも脳がおやすみモードになってくれないのです。

この原因は、最近やっと言語化できるようになりました。

と言いつつ、他記事に頼るw

うつ病の人たちには『あのとき、ああしておけばよかった』というネガティブな思考の反復、いわゆる反芻思考（rumination）がよく見られる。この種の思考も脳の疲労に直結するわけじゃが、これもまたＤＭＮの使いすぎとの関連性が指摘されている

これがわかったところでどうなの？と思うかもしれません。

今は、医療で解決できる。

ここまで読んで、「アレ、これ、青汁の宣伝かな？」と思った方、半分正解で、半分不正解です！

医療で脳の思考反芻を鎮める方法があり、それはTMSとよばれます。なので青汁の宣伝ではありません。そして、僕はこのTMSの紹介で一円も儲かりませんw

TMSは高い？

様々な病院でTMSを行なっているそうですが、「発達障害×TMS」は東京ブレインクリニックだけです。断言します、これから大阪、福岡、名古屋、札幌、仙台に「発達障害×TMS」の病院ができるでしょう。なぜなら、それが一つの解になる人が増えるからです。

TMS、そして東京ブレインクリニックは、結構批判されています。僕も怖かった。副院長が脳波検査者に来た患者さんのツイッターをフォローして、フォローバックを狙い、院長のツイッターを拡散して営業活動をしているなどの営業手法があります。

いいんじゃないか？と思いますよ。こんなコストをかけないセールス活動ないですから。下手に広告費使ったりしても困ります。それって逆にとても大変な地道な地獄のような努力じゃないでしょうか。副院長と話したことがありますが、この方もおそらくアスペルガーで、自分でもそう言っています。（軽く濁していますが）自身でTMSを40回受けて、TMSのファンだそうです。

発達障害者呼ばわりされてもあなたの症状は良くならない。

けれども、TMS治療を受けると下手な思考が止まります。頭がスッキリ整理された状態になります。

本当は、医療の力を得ずにこんな状態になれるのが一番いい。それができるなら、それでいい。うつも併発して、希死観念（いつ死んでしまっても構わないという気持ち。でもわざわざ自殺をするほどでもない）が渦巻くようなら、それ以上、人生が下に落ちようがないんだからTMS受けてみれば？と思います。

あ、あと部屋の掃除をしたくなります。部屋は心を表すとは何度も言われているもので、TMSを二回受けた翌週、半年分のほこりを拭き掃除しました。

おそらく僕はこのnoteを一生懸命書いたので、この後少し調子が悪くなると思います。うつ症状は、波情報に上がっていくからです。良くなる前に、少し悪くなる。でも確実に良くなっていく。

随分と時間を無駄にしたなと思います。今、英語の勉強をしているのですが、（もし寝込んでいた期間、勉強できていたら）どれだけの時間勉強出来ただろうと思います。でも、それができないからうつなんです。今も完治はしていない、そもそも完治するものではないかもしれません。

2019年9月追記（TMSを半年受けて人生に起きた変化）

記事を書いてから約3カ月、TMSでもう一度英語を徹底的に勉強しようという気が起き、二回（それぞれ一カ月）のフィリピン留学でTOEIC655点から900点を取得することができました。ほぼ引きこもりだった私。正直、もう死んでしまおうと思っていた時に、どうせ死ぬならやりたいことをやり切ってから死のう、お金も余計な心配せずに使おうと思い（それまでの自分は、過去の後悔と未来への心配にばかり時間を使っている人間でした。ほぼお金は使わず、というよりもお金を使う欲もない状態。鬱なので）、フィリピン留学を行いました。

不思議ですが、希望を失うと希望を得ることができます。

開き直りの効果。世の中の普通から脱して、自分の心の声に耳をすますチャンスです。なので、困っている期間は何かの準備期間なのだと思うようにしています。