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男子テニスATPマスターズ1000上海大会の錦織を見てWOWOWの株価低迷を思う
2024/10/4(金)15:18頃から
男子テニス ATPマスターズ1000上海大会の2回線 錦織戦が始まった
相手は世界ランキング12位 ギリシャ出身のチチパス
この時
錦織のランキングは158位
格上の対戦相手である
2015年当時
過去最高の4位まで上りつめた錦織も現在34歳(12月で35歳を迎える)
2019年までは
四大大会の常連で準々決勝まで勝ち上がるのが当然だった
けれども
度重なる股関節や膝の故障や手術により 2020年以降 大きな大会で活躍する姿はほぼ見られなくなってしまった
大きな大会…
男子テニスは
グランドスラムと呼ばれる四大大会を頂点として 以下の様なピラミッド階層を形成している
※女子も似た様な階層であるがここでは割愛
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四大大会(グランドスラム)
→全豪 全英 全仏 そして全米オープン
ATPマスターズ1000
→年間9大会前後
ATP500
→年間11大会前後
ATP250
→年間40大会前後
※以下チャレンジャー大会等は省略
ちなみに
このATPとはAssociation of Tennis Professionalsの略で この組織によって世界男子テニスの各種大会は管理運営されている
話を冒頭のATPマスターズ1000上海大会へ戻す
ここ最近
怪我でぱったり姿を見なくなった錦織であったが この試合ではトップ選手を相手に全盛期を彷彿とさせるプレーの数々を見せてくれた
錦織の代名詞 長いラリーからのバックハンドのダウン・ザ・ライン(サイドラインギリギリに沿ってストレートに打つ打球のこと)
試合は惜しくも負けてしまったけど
ワイはこの試合を見ててなんか嬉しくなった かつての錦織が蘇ってきたみたい
次回は
ATP500ウィーン大会(10/21-)
そして
ATPマスターズ1000パリ大会(10/28-)へ既にエントリーしているという
※パリ大会には出場資格がないので 推薦枠(ワイルドカード)での出場かな!?
一応
テニスのイロハを少しかじっているワイ
自身でプレーするのも好きだが
WOWOWで錦織の活躍を見るのがとても楽しみだった
だから
尚更 最近の錦織の復活にはワクワクしている
一方で
そんな錦織の復活と正反対なのが 近年のWOWOWの株価
この通り
全く元気がない 2015年に付けた4,225円 この最高値を最後にして ジェットコースターの如く下落中
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このWOWOWの株価低迷 つまり 業績低下の要因は
各種動画配信サービスの台頭によるコンテンツ獲得及び会員獲得競争の激化と言われている
その中で
まずワイが気になっているのが月額料金
WOWOWは2,530円(税込)
※スマホやタブレット視聴(WOWOWオンデマンド)も可能だが 複数デバイスでの同時視聴はできない
一方で
例えばサブスクの代表的な存在であるNetflixやアマプラ
価格はそれぞれ税込で月額 Netflix:1,490円 Amazon prime:600円
2つ合わせても2,090円 WOWOWよりも約20%安い
そして 前者の2つはコンテンツの同時視聴も可能
Netflixとアマプラを足した以上のバリュー(価値)を今のWOWOWは出せているのだろうか?
ぶっちゃけ ワイは疑問でしかない
次に
WOWOWの目指すところ そこが正直よく分からない
Netflixの場合
オリジナル映画やドラマなどのコンテンツに力を入れている
アマプラの場合
600円の中にPrime videoだけでなく音楽配信サービスや送料無料など 多岐にわたるサービスが格安で享受出来る
他にも
Disney Plusの場合
ディズニーアニメやスターウォーズ作品などの圧倒的なコンテンツが強みである
では
WOWOWの強みは何なんだろう?
この問いについて
正直 ワイは即答が出来ない
映画もそれなりに観れる 音楽ライブもそれなりに観れる スポーツもそれなりに観れる
そう そうなのだ
現在のWOWOWは 全部それなりの中途半端だとワイは思っている
加えて
冒頭のATPマスターズ1000上海大会の錦織戦である
WOWOWにとっては
今回の錦織の活躍は想定外だったかもしれない タブレットでオンデマンドLive視聴は出来たので 錦織戦を観たかったワイにとっては別に支障はなかった
だけど
心を鬼にして敢えて言わせてもらう
同日の同時間帯にライブチャンネルで
ミュージカル「イザボー」をあえて垂れ流し放送するとは なかなかの怠慢じゃないのかなぁ
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別に
ミュージカルにゆかりのないワイだから テニスを上にしてそう言っているのではない
この番組表の通り
WOWOWはプライム ライブ シネマの3チャンネルを常時持っている
更に言うと
このミュージカル「イザボー」は2024/1/19に上映(収録)されたものである
つまり録画… わざわざライブチャンネルで垂れ流す必要はなかったはず…
だから尚更
・この日この時間帯にこだわる必要はあったのだろうか?
・変更出来ない理由があったのだろうか?
・放映日時を急遽スライドさせるという発想はそもそも出てこなかったのだろうか?
ワイは素直にそう思ってしまった
けれども
WOWOW担当者側には別の思惑があったのかもしれない
「錦織戦 オンデマンド視聴は出来るんだから 別にそれで良いんじゃねぇ?」
そして
恐らく このミュージカル「イザボー」にも強い思い入れがあったのだと思う
どうやら
独特の世界観の様である この概要を読むときっとそうなのかもしれない
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すまぬ これを読んでも 想像力に欠けるワイには全く頭に入ってこなかったけど…
結局のところ
企業の怠慢だと感じた
ユーザーニーズの変化の加速に対して 旧態依然とした企業風土や体質で 全くアジャイル対応が出来ていないんじゃないかなぁって ワイは率直に感じた
「貴重なミュージカルや音楽ライブやハリウッド映画やサッカーのチャンピョンズリーグを配信してやるんだから お前ら庶民は月額料金払って 黙って番組表通り観ておけ!」
なんか不思議だけど ワイにはそういう声が聞こえてきた
だけど
従来の様なそういう横綱相撲の殿様商売をしていては いずれ他の配信業者に喰われると思ってる
つまり
これからユーザーはどんどんWOWOWから離れていくとワイは思ってる
繰り返しになるけど
そもそもサブスク料金が高すぎるし それに見合ったバリュー(コンテンツ内容)を見出せているとは正直思えない
ワイ自身
口だけじゃなく数多くのサブスクを購読しているだけあって この評価は的を得ていると思ってる
正直
月額2,530円のバリューは感じられなくなった
だから
今月で解約する… WOWOWさん さよならバスだよ もうすぐね
そのきっかけが
まさか テニスの錦織の復活劇とミュージカル「イザボー」の組み合わせになるとは思わなかった
最後にもう1つ
記事の冒頭に紹介したATPツアーの階層ピラミッド
現在
日本で開催されている最高格付けは ATP500ツアーの木下グループジャパンオープン
これが
日本で唯一開催されるワールドツアー500シリーズ
豆知識だけど
2022年までは楽天がスポンサーで楽天ジャパンオープンだったが 2023年から木下グループが大会特別協賛となったのである
ちょうど
先月(9月)このATP500の木下グループジャパンオープンが東京の有明で開催されていた
一方
本記事タイトルの通り 中国ではATPマスターズ1000上海大会という格上の大会を誘致しており 合わせてATP500北京大会も開催されている
こういうテニスの大会1つとっても
日本の経済力は
気づかぬうちに落ちてきてるんだなぁ
そう思いながら
改めてWOWOW10月号の番組表へ目を通し
曇り空の中
縁側へ座りあたたかい白湯を飲む土曜の朝
以上 「男子テニスATPマスターズ1000上海大会の錦織を見てWOWOWの株価低迷を思う」でした
では 皆さん 今日も良い一日を👋
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