誰も喜ばない仕事
高ストレス判定。
産業医との面談。
「面談を希望します」
まだそのボタンを押せずにいた、私。
押したところで何かが変わるんだろうか。
押すことでデメリットはないんだろうか。
1人で悶々と考えていた。
そんなある日。
どうしても業務で分からない箇所があり、
以前担当していた上司に相談にいくと、
「それは○○ってしたらいいよ。
てかバストロさん、
こんな仕事一生懸命やっても、
誰も喜ばないし、
何の意味もないよ」
「一生懸命やるだけ無駄だよ」
は?
それはどういう意味?
わざわざそれ言わなきゃいけないこと?
グッとこらえて、
「ご指導ありがとうございました」
と伝えて、自席へ。
あー本当に疲れる。
また別日も質問のために、
その上司のところを訪れるのですが、
質問には答えてくれるものの、
「よくこんなの一生懸命やれるね」
「誰も喜んでないって」
「あなただって別に喜んでないでしょ」
毎回毎回そんなことを言われるようになり。
さすがにきついな、と。
帰宅間際にとじるパソコン。
「産業医との面談を希望しますか?」
ようやく、
「希望します」
のボタンを押下して、
逃げるように帰宅しました。
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