「ビーチテニス」ってご存知ですか?
みなさんこんにちは!
今日は私が現在競技している
「ビーチテニス🎾」
についてお話したいと思います。
発祥は?どうやって広まったの?
このスポーツはイタリア発祥、約25年前のことだそうです。
日本に入ってきたのは約11年前のこと。
イタリアに行った日本人が持ち帰ったことで始まりました。
その方は神奈川県の湘南ビーチを拠点に本部を置き、
ラケットの製造から販売、体験会や大会を開催。
現在では全国に設置された支部をもとに
男女ダブルスの国内ツアー、男女混合ダブルス、
外国人選手もたくさん集う国際大会を開催するまでになりました。
ルール
まず最初に、皆さんお察しがつくと思いますが
「ビーチテニス」という言葉の通り、
人工ビーチや海辺などの砂の上でプレーを行います。
コート:縦16m×横8m (これをネットで区切るので自陣は縦横8㎡)
これは「ビーチバレー」のコートと同じ大きさとなります。
ネットの高さ:1.7m
バドミントンは中央部で1.524m、サイドで1.550mとのことですので
それより約15~20cmほど高いということですね!
ラケット:
テニスラケットの約3分の2くらいの大きさです。
また、テニスラケットにあるストリング(糸のようなもの)はなく、
「分厚くて穴がポツポツ空いた、大きい卓球ラケット」
と言う方がわかりやすいでしょうか(笑)
基本的な失点:
よく「砂の上って…ボールはバウンドするの?」と聞かれます。
結論から言います。
「バウンドしません(笑)」
むしろボールが下に落ちたら失点です。
そしてもちろん、コートの中にボールが入らなくても失点です。
ポイントの数え方
これはテニスと同じで、
1ポイント取ったら 15(フィフティーン)
2ポイント取ったら 30(サーティ)
3ポイント取ったら 40(フォーティ)
4ポイント取ったら そのゲームの勝者
となります。
取得ポイントが4対4になったときは、
次にポイントを取った方がそのゲームの勝者となります。
(ちなみにテニスではこの4対4を「デュース」といって
このデュースで1ポイント取れば「アドバンテージ」(有利という意味)、
もう1ポイント取れば「そのゲームの勝者」となれるわけですが
どちらかが2ポイント連続して取るまではそのゲームは終わりません。)
これらを踏まえて私がよくビーチテニスのことを
初めて見聞きする人に伝えるのに使うのは
ビーチバレーと同じコートの大きさで
テニスのルールを使って
バドミントンをするイメージ!
という説明です。
これで大体の人が「あぁ~」って言って
上を向きながら想像してくれます(笑)
メリット/デメリット
この競技、砂の上ということで
「しんどそう、、、」
とわりと敬遠されがちなのですが
逆に砂の上なのでダイブしても転がっても怪我をすることはなく、
むしろ不安定な足場で運動することで体幹が鍛えられるんです!
「それでも砂場で走り回るなんて…」
そう思うかもしれませんが、
ビーチテニスはパートナーと2人で
テニスよりも狭いコートを守ればいいので大丈夫ですよ!!
ラケット競技を経験者はもちろんのこと、
スポーツなんて全くの未経験、、、という方でも
30分ほどの練習でゲームができるようになるので
気軽に取り組んでいただけるスポーツなんです!
発祥の地イタリアのビーチに行けば、皆でラケットを持ち寄って
老若男女関係なくこのスポーツが楽しまれているそうです。
聞くところによると、
日本でテニススクールがたくさんあるように
イタリアにはビーチテニススクールがたくさんあるとのこと…
しかし良い所ばかりではなく、
よくない点もしっかり話しておこうと思います。
それは「プレー環境面」でのお話です。
これは発展途上であるが故の問題なのですが、
ビーチテニスを多くの人に気軽に始めてもらいたいものの
それを自由にプレーできる環境が少ないのが現実です。
そこには「ビーチは公共のもの」であることや
天候や気候に左右されてしまうことなどの問題があります。
現段階として日本に照明付きの屋内プレー施設は
東京と愛媛の2か所にしかありません。
そのため暴風雨、炎天下、極寒の時期はおろか、
平日の仕事帰りのような夜の時間帯にプレーができず、
また近くに海がなければ見かけることすらありません。
あるいはネットを張り替えればビーチバレーもできるような
ネットポスト(支柱)を常設しているところさえも少なく、
プレーするメンバーがネットセットとボールを自分たちで用意し、
ラインやネットを自分たちの手で張り、片付けるーーー
場所によっては事前に人数や配置などを報告し、
認定されないと使用できないところもあります。
こんな時間的制約、場所的制約をなくし、
いつかビーチテニスをもっと身近なスポーツ、
もっと言えばオリンピック競技にしたい。
正式にプロビーチテニスプレーヤーを有しておらず
指導者の存在や施設整備、育成やスポンサーなどの多くの部分で
日本はまだまだ改善、成長していけると私は考えています。
どなたか屋内ビーチ場作ってくださる方、
募集中です!!!笑笑
これを機により多くの人に知ってもらえたらなと思いますが、
私がこれから経験したいと夢見ている世界のレベルは
言葉にしようにもその迫力や会場全体を含めた雰囲気などは
残念ながらお伝えしきれません。。
気になった方はぜひYouTubeやInstagram、
Facebookなどに動画がたくさんあるので調べてみてください!
(”beachtennis”と英語で調べていただく方がたくさんヒットします♪)
この記事が誰か、あるいは多くの人の目に留まって、
何かいい方向に進めばいいなと思います(*^▽^*)
今日も読んでくださってありがとうございました✨
ではでは✋
¡Adiós!
Yukari Tsujimoto🍀
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