ペピーノ栽培:野菜?or果物?
ベランダ菜園で育てた小玉スイカは小さいながらも美味しくいただくことができました。
小玉スイカの栽培に使ったのと同じ大きさのプランター(直径30cmm、高さ30cmmくらい)で、小玉スイカと同じタイミングで苗を購入したペピーノというものも育ててみました。
ネットで検索すると3本仕立てがお薦めのようですが、苗に付いていた説明には1本仕立てでも良いということで、場所をとらないように1本仕立てで栽培してみました。
かなり丈夫で、生育も旺盛で、順調に花も咲いてかなり早くから実がなり始めました。トマトと同じように房で花が咲きますが、摘花しなくても実際に実になるのは1房で1~2個くらいでした。実が熟すまではとても時間がかかるようで、手持ちの書籍(図解プランターの野菜つくりPart2)によると開花してから90~120日ということで、ずいぶんと待ちました。
結局、実が割れたりもあり、少しおかしくなり始め、1つは大雨の時に落ちてしまったので、十分に熟していない感じはしましたが、90日くらいで収穫してしまいました。
収穫できたのは小さめの大玉トマトくらいのものが2個でした。見本の写真では黄色くてトラ縞のような模様になるようですが、収穫した物はあまり黄色くなく縞模様もほとんどありませんでした。形も見本の写真でやや縦長ですが、できたのはトマトのような横長のものでした。重さは1つは138gでした。もう一つも、計量はしませんでしたが同じくらい。
切ってみると、水分量は結構多く、メロンのような香りがしました。
食べてみると、甘みが少ない味の薄いメロンのようで、遠くに梨もいるような感じの味。宣伝文に書かれている、
ペピーノ味の方程式=味メロン+洋梨÷2+α
というのは、味という点では間違ってはいないように思いました。ただ、甘みという点ではこの方程式は全く合ってないです。
結論:果物というよりメロン風味の野菜ですかね。まあ、はっきり言って、美味しくなかったです(注:食べたことありませんが、プロが育てたペピーノはきっと別物なのでしょうね)。