阪急電車で謎解きを【ナゾときっぷ2023】
今年も阪急電車と阪神電車が開催しているリアル謎解きゲームに参加してきた。
去年に引き続き、今年も「ナゾときっぷ2023」楽しんできた。
行き先などの具体的なネタバレはしないつもりだが、何も情報を入れずまっさらな状態で遊ぶ予定がある人は、この記事を閉じた方が良い。
鉄道会社の謎解きゲームは、主要駅で謎解きセットを購入して、中に入っている謎解き冊子の謎を解きながら、次の駅を推理するゲームだ。
制限時間はない。
自分のペースで謎解きを進めることができる。
途中で分からない時はLINEでヒントを貰える。
所要時間約6時間と公式サイトには書いてあるが、私と友達は9時間ぐらいはかかったので、もうほぼ1日仕事だと思っておいたほうが良い。
私は阪急電車には馴染みがあるが、阪神電車は全く乗らない。
今回も去年と同じ、阪急と阪神の物語が繋がるので、どちらも楽しんできた。
今年の「ナゾときっぷ」のタイトルはコナンの映画っぽい。
「(阪急)名探偵と深紅の箱(クリムゾン・チェスト)」
「(阪神)大怪盗と瑠璃色の鍵(ラピスラズリ・ロック)」
「(完結編)大富豪と金色の財宝(ゴールデン・トレジャー)」
登場人物も探偵と怪盗なのでコナン好きにしたら、たまらない設定だった。
謎解きレベルは難しくもなく、簡単でもなく、ちょうどいい感じ。
私が仮にひとりで解けと言われたら、難しいかもしれない。
友達とあれやこれや言っているうちに「ピコーン!」とひらめきが起こる。
思ったことは口に出すことが大事だと思う。
去年も遊んだから、だんだん問題のパターンは読めてきたような気がする。
今回はバスも参戦。
このバス移動…面倒くさかった…。
なかなかバスの時間にタイミングが合わなくて、待ち時間が発生したり、バスに慣れていないので酔ってしまって、大変だった。
バスでしか行けない所もあったが、酔うのだけは勘弁…。
行く先は謎を解かないと分からないが、観光地は巡れたと思う。
行き先をここで書いてしまうと、いまから遊ぶ人にネタバレになってしまうので書かないが、「これが有名な●●なんですね…」という所には行った。
関西に住んでたらいつでも行けるけど、用がなければ行かないよね、という所に連れて行って貰えるのは嬉しい。
こんな所、一般人は入っていいの?という所もあったりした。
クーポンもすごい。
行く先々のお店で使えるクーポンが付いている。
店によってクーポン特典は違うが、割引だったり、オマケをくれたりする。
お茶漬けやさんでご飯を食べたら、お煎餅のプレゼントが貰えたり、オムライスやさんでご飯を食べたらオムライスソースが貰えたり、ナッツ屋さんで買い物したら、その場で挽いてくれた生ピーナツバターをプレゼントしてくれた。
お土産の袋がホクホクに。
クーポンはイベント開催中だったらいつでも使用できる。
とくにナッツの店は行きやすいところにあるので、買い物したついでに挽きたてピーナツバターは何回か貰った。
目の前で挽いてくれるピーナツバターがあんなに美味しいとは思わなかった。
阪急、阪神ともに謎解きの最後は工作が始まる。
最後の謎を解くために、付属の紙を山折したり、谷折りしたり。
騒がしいマクドの中で真剣に工作する客、ふたり。
阪急の時は場所がなかったから、風が吹くクソ寒いベンチで工作をしたような記憶がある。
春先だったので暑かったり寒かったり、温度が難しかった。
最後の謎を解ききったときの達成感はやっぱり凄い。
「私ら、やりきったぞー!!!!!!」って感じ。
推理後のコナン君の気持ちがよく分かる。
思った以上に謎解きのボリュームがたっぷりなので、1日で回りきれない可能性もある。
開始時間と時間配分はご注意を。
まだ完結編が残ってる。
完結編の謎を解いて、初めて阪急・阪神の物語が完結する。
もう少し涼しくなったら行ってみよかな。
この前、実家に帰った時に父親にこの謎解きゲームの話をした。
父は「それはクリアしたら何か貰えるのか?何も貰えないのに1日頭を使うのか?」と言われてしまった。
1日頭を使って得られるもの…達成感?
謎解きをやらない人からすると、不思議らしい。
色々な場所に連れて行ってくれるから楽しいんだよ。