「ユダヤの商法」が世界を動かす
日本マクドナルドを創設した藤田田さんをご存じでしょうか?マクドナルドと言えば、私も週に2~3回はお世話になっている大好きなファーストフードです。1971年に輸入業を営んでいた藤田商会こと藤田 田氏が、米国から日本へマクドナルドを導入しました。
藤田田氏は、戦後GHQの通訳の仕事をしており、そこでユダヤ系アメリカ人からユダヤ商法を学びます。ユダヤ商法で藤田氏は輸入業(宝石等)として大成功し、マクドナルドも導入して大成功。そのユダヤ商法の秘訣を書いた本が「ユダヤの商法」藤田田著KKベストセラーズです。今回は本書からユダヤ商法の教えをご紹介します。
教え①金持ちからもうけさせてもらう
狙いどころはちょっとした贅沢品、つまり庶民でも手の届く高級品である。ちょっとしたお金持ちなら必ず欲しがって、しかも現実的に手が届くもの。
教え②生活の中に数字を持ち込め
数字に馴れ、数字に強くなることがユダヤ商法の基礎であり、儲けの基本である。ユダヤ人は暑さも寒さも数字に換算する(例:「今日は華氏80℃だ」)。
教え③世界の支配者、その名は「ユダヤ人」
アメリカを支配しているのは全米の人口2%足らずのユダヤ人である。著名人のユダヤ人はピカソ、ベートーベン、アインシュタイン、マルクス、イエス・キリスト等。
教え④現金主義に徹すること
ユダヤ商法では天変地異や人災から、明日の生命や生活を保障するのは現金以外に考えられない。
教え⑤女を狙え
ユダヤ商法の2大商品は「女」「口」である。商才が人並み以上に備わっていると思う人は、女を狙って商売すれば、必ず成功する。商売で男からお金を巻き上げようと思うと、女を相手にするより10倍も難しい。男は消費する権限を持っていないからである。
教え⑥口を狙え
口に入れるものを取り扱う商売(例:八百屋、魚屋、酒屋、乾物屋、米屋、菓子屋、果物屋など)。それらの食品を加工して販売する商売(例:料理屋、飲食店、レストラン、バー、キャバレー、クラブなど)。口に入ったものは必ず消化され、排泄される、つまり口に入れられた商品は刻々と消費され数時間後には次の商品が必要になる。
教え⑦判断の基礎は外国語だ
ユダヤ人は最低2カ国語はマスターしている。英語が話せるのは金儲けの第一条件であり、英語お金は不可分なものである。
教え⑧雑学を積むべし
ユダヤ人はあらゆる知識が豊富であり、それが話題を豊富にし、人生を豊かにしている。雑学に支えられた広い視野により、正確な判断を下している。
教え⑨辛抱よりは見切り千両
ユダヤ人は、相手の気持ちが変わるまで辛抱強い反面、ソロバン勘定に合わないとわかれば、3年はおろか半年も待たず手を引く。
教え⑩社長は“売れる会社”を作れ
ユダヤ式会社観とは自分の会社を高く売り飛ばすことである。ユダヤ商法の金言に「オフィスで死ね」という言葉があるが、これは「死ぬまで稼げ。死ぬまで商売の手を休めるな」という意味。
いかがでしたでしょうか?私は「女と口を狙え」にはすごく納得しました!経済を回しているのはいつも女性ですね(笑)