【抱負】常に自己ベストを更新し続ける人生を送るために。2024年も自己満足に生きる。
早くも1月が終わる。
めちゃくちゃ今更だけど、今年の目標を明確にしなければ。
なぜなら、きちんと目標を立て実行できた2023年は、大人になってからの自分の中でこれまでの自己ベストと言っても良いくらい、いい一年だったと思うからだ。さて、2024年はどう生きようか。
別れ際、彼母からもらった一言に突き動かされた2023年
婚約破棄をしたとき、お相手のお母様から最後にメッセージをもらった。
「二人で決めたことならそれでいい。
また新たな気持ちでそれぞれの人生を楽しんでね。」
初めのうちは元彼への怒りや将来への焦りから、一種の“モード”に入っていたのだろう。この言葉に突き動かされるように、これまで以上に仕事に打ち込み、とにかく色んなところへ遊びに出かけた。行きたかったところ、食べてみたいもの、自分の好きな世界に没頭した。
結婚を手放した今、私は人生のボーナスステージにいる。
そう思って目一杯楽しんだ。家族や友人ともたくさん過ごした。
結婚しなかったからこそ享受できる楽しさ、幸せ、自由。その間、心の奥底にはずっと「人生を楽しんで」という言葉が刺さっていた。
そして2023年を迎えた時、ある程度冷静になった頭で改めてこの言葉の意味を考えた。人生を楽しむってどういうことだろう。私にとっての楽しみってなんだ。
結婚しないことを選択した自分を誇れる生き方
人生を楽しむ。
そう言われて「楽しい(Fun)」ことをしようと目一杯スケジュールを詰め込んで行動した私。確かにそれも大事。でも、ものの考え方や自分の思い次第で決めることのできる「愉しみ(enjoyment)」方もあるはずだ。
うまく言えないが、楽しいことをすることと、人生を楽しむことは少し違う。これからの人生で起こる良いことも悪いことも受け止めて楽しめる、何事も前向きに考えられることが人生を愉しむことなんじゃないか。
相当な決心で一人で生きることを選んだのだから、「あのとき、結婚しなくて良かった」。そう前向きに思えるような生き方をしていくことが、私にとって広い意味での人生の愉しみ方だ。
そう考えて、2023年は一人で生きるための準備期間として、「1年後、私はどうなっていたいか」を思い描き、そこから目標を立てた。
「好きなスポーツのクラブに入って、運動を習慣づけている」
「新しいコミュニティを持って、職場以外の人と関わっている」
「仕事への自己投資として、noteやCanvaを始めている」
「お金の勉強をして、積み立てNISAを始めている」
「自転車を買って、図書館まで通っている」
「ツルツルお肌で、カッコよくヨガウェアを着こなしている」
などなど、約20のささやかな目標。
色々と妄想して書いていてるだけでだんだん楽しくなってきた。うん、すでに楽しめているぞ私。そして、その時の勢いと文字に記したことで頭に強くインプットされた目標たちは、不思議と一つずつ達成することができた。
見る人が見れば、なんてつまらん目標だと思うだろう。
でも、2023年を振り返って、「2023年は、仕事もプライベートもよく頑張った」と、他でもない私自身が自分を誇らしく思えたのだからオールOKだ。
常に「今」が最高の人生を送りたい
たまに飲み会なんかで、自分の人生をやり直すなら?人生で戻りたいのはいつ?と言う質問に出会うことがある。そのとき、私は決まって「常に今が一番だから、戻りたいと思うことはない」と答える。こう答える理由は二つ。
一つは、せっかくここまで生きてきたのに、もう一度生き直すなんてごめんだと言うちょっとネガティブな理由。もう一つは、本当に常に「今」の自分が一番好きだと思っているし、そう思いたいからだ。
子供時代はそれなりに楽しかったけど、何かと不自由だし集団生活が多いのでNG。20代は、妙なやる気や勘違いな自信に満ち溢れていたように思う。何より、色恋を含めて周りからの評価を常に気にしていた。
30代に入ると、周りへの配慮、感謝の気持ちなど、20代の頃とはまた違う物事の分別がつくようになった。そして、歳を重ねるごとに周りの目はあまり気にならなくなると同時に一人遊びが上手になり、本当に自分が楽しい・心地いいと思うことを選べるようになった。
もちろん、体力は落ちるしお尻もお肌も垂れる。
だけど、そのおかげで美容や健康に対する意識が芽生えた。どうすれば、少しでも動ける身体を維持できるだろう。少しでもお肌をキレイに見せるためにメイクではなく、スキンケアを変えてみようか。快適な今を続けるためにどうすればいいか考えるようになった。
少し前までは、誰かと比べて「どうせ私はあの人とは違うから」「もう歳だから」と努力することすら放棄していた気がする。でも、あるときふと思ったのだ。
別に女優を目指しているわけでもオリンピック選手になりたいわけでもない。
自分自身が納得できればそれでいいんじゃないか。比べるべきは、誰かではなくて過去の自分なんじゃないかと。
そんなこと当たり前やん。
そうです。当たり前です。
でも、私は色んなことの「やらない・できない」理由を探していたんだと思う。
そう気づいてからは、せっせと「自己満足」の追求だ。
自分が満足できるならそれでいい。でも、常に「今」が一番だと思うためには、自己ベストを更新し続けなくてはならない。ある意味、厳しい条件だ。
だが、私は知っている。40代、50代、60代と年齢を重ねるごとに輝きを増す大人たちがいることを。SNS全盛期、芸能人・一般人に関わらずお手本がたくさんいらっしゃることに感謝。
新入社員の頃、職場で「50歳平社員。お小遣い制です。」みたいな人を見ると信じられないと思っていたが、年齢を重ねるごとに「50歳平社員。仕事量を調整しながら、プライベートではバンド活動に精力的に取り組んでいます。」みたいな、ワークライフバランスが整っている人こそ素晴らしいと思うようになった。
そんな先輩方を身近に見ていて、自分は50歳になったとき、どうなっていたいだろう。60歳までに何をしておこう。リアルに考えるようになった。
大人になってから、私の中に一貫してある「ありたい姿」は、
いくつになっても、爽やかで凛とした女性。
爽やか…立居振る舞い、言葉づかい、表情、明るさ、前向き
凛とした…経験に基づいた自信に溢れている、精神的・経済的に自立している
そんな女性に憧れて、生活基盤としての仕事、身体のメンテナンス、教養、生涯にわたって続けられる趣味、ささやかな日常を楽しむための工夫。そんなことを意識して生きてきた。そして、その現時点の集大成が2023年だったと思うのだ。
2024年は、もう一歩踏み出す一年に
この先の人生への足がかりとして過ごした2023年。
小さな目標を達成してきたとはいえ、勇気が出ずにできなかったこと、検討するにとどまったこと、思っていたのと違ったこともある。2024年は、昨年は躊躇してしまったこと、見て見ぬふりをしてしまったことときちんと向き合うことにしよう。迷ったらワンアクション。とにかく行動に移すことが今年のテーマ。主にはこんなことを実行したい。
・これからの人生の住処を真剣に考える
…家を買う?引っ越す?自分の望むライフスタイルをはっきりさせる
もちろん、そのための先立つものの確保も忘れない!
・もっと動ける身体を手に入れる
…まずは慢性的な肩こりを治す。ヨガの動きが深まるようにしたい
パンツスタイルが似合うままでいられるよう、お尻を引き上げたい!
・手放す努力をする
…物、こだわり、家事など、「こうあるべき」と言う考えを断捨離する
より身軽に柔軟に。何か起こった時にすぐに動けるフットワークの軽さを!
でも、案外一番肝だと思っているのはこれ。
・見て見ぬふりをしない
…どうやって捨てたらいいかわからない不用品、面倒なスマホのプラン変更、取れかけのジャケットのボタン。言い出したらキリがないくらいの日常の煩雑なこと。ついつい後回しにしがちなことを、きちんとする。めっちゃ当たり前。だけど、できないことが多いのだ。
1年後の自分のために、2024年も真面目にささやかに日々を過ごす。
2024年の年末、この記事を読んだ自分が満足できていますように。
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