中米のコーヒー豆について
アフリカや南米に比べて小さな国が集まった地域である中米、その中でも特徴の強い豆がとても印象的ですね!
今回は、そんな個性的な中米のコーヒーを作る、主要な国たちを集めた記事(https://vinepair.com/articles/central-american-coffee-guide/)をもとにまとめてみました。
パナマ(Panama)
ゲイシャコーヒーの産地として有名なパナマは、コーヒー豆のオークションで最高価格を出したこともある世界有数のコーヒー産地です。
パナマのコーヒーは、紅茶のようで、明るいシトラス系の酸味、またジャスミンのような香りが特徴です。
コスタリカ(Costa Rica)
豊沃な土地をもつコスタリカでは、どこでもコーヒーが栽培できると言っても過言ではないくらいコーヒー生産に適した場所です。
コスタリカのコーヒーは、複雑でクリーミーな舌触、ベリーやリンゴのようなフルーツ感と、黒糖や蜂蜜のような甘さに加え生き生きとした酸味が特徴的です。
グアテマラ(Guatemala)
長いコーヒー生産の歴史を持つグアテマラでは、1750年代からコーヒー栽培行われていたという記録があります。
グアテマラのコーヒーは、複雑でお花の香りやフルーツっぽさの酸味、スパイスのような香りに加え、チョコレートやキャラメルのような香ばしさがあります。
エルサルバドル(El Salvador)
20世紀には、輸出の90%をコーヒーが占めるほど、エルサルバドルではコーヒー産業が経済に欠かせないものとなっています。
エルサルバドルのコーヒーは、複雑さ、ジューシーな甘さが特徴的です。
ホンジュラス(Honduras)
中米の中でトップクラスのコーヒーの生産量を誇るホンジュラスは、以前、シングルオリジンを作るほど特徴的な豆ではないとされていました。
ホンジュラスのコーヒーは、フルボディで落ち着いた酸を含んだ甘味とアプリコットやチョコレートのような風味があります。
ニカラグア(Nicaragua)
ホンジュラスとコスタリカを国境で山脈を隔てるニカラグアは、危ない不安定な場所を通ってコーヒー豆を運送しています。
ニカラグアのコーヒーは、程よいボディ感と綺麗な酸味、シトラスやお花系の香りがします。