
空(くう)にいる
色即是空。
現世に存在するあらゆる現象、事象には実体はなく、全て空無だということ。
あのお釈迦様が悟った言葉で有名。
外の景色も幻、自分の会社も家族も友達も本当はいない、幻。自分もいない。
量子力学でも同じようなことを言っていた。
粒子は人に見られていないときはフワフワしているが、人に見られた瞬間、形になる。
もうこんな話・・・!うれしくて俄然興奮してくるぜ!!
1人部屋で「マボロシぃぃ~!!」を2回やり、コーヒーを飲む。
そう、安心していいのだと思う。
つい、リアリティに飲まれそうになるけど。
支払い請求書を見たときとか。
スーパーで割り込みされたときとか。
散歩している可愛い犬を見たときとか。
喜怒哀楽を感じるときに、リアリティすらも自分で強化している。
でも安心していいのだ。
マボロシに一喜一憂しなくてもいいのだ。といより、してもいいのだ。
どうせマボロシなんだから。
量子力学では、観測したら現実化(細かく粒が固まってその人の見たい形になる)が始まるから、安心して細かい粒たちを信頼するといい。
それでも安心できないときは、私は瞑想をする。マインドフルネスです。
思考を止めて、自分の呼吸だけに集中する。
自分のワケ分からん信念をブチ壊すのにとてもいい方法だ。
信念っていい意味で捉えていればいいけど、私の場合は
「自分には無理だろう」「自分は幸せになれないだろう」「ずっとこのまま変わらないだろう」など、つまらぬよからぬ信念がハバをきかせているから。
こんな思考がわいてきたら、空(くう)に飲み込んでもらうことが一番だ。
普段生活していると、一瞬だけど空(くう)を感じるときがある。
何もない。そこではジャッジされない。安心してそこにいればいい。
これ以上何も必要としないな、というのが空の場所。
しかし私は野心があるので、この空にいる時間を増やしていけば、気の合う宇宙人と友達になれたりして・・・ともくろんでいるの。
空は全員の居場所だから、宇宙人も来るでしょう。