テレビと暇と冬休み

冬休み。
3週間。

今年は一時帰国もしなければ、旅行の予定もなくのんびり過ごしている我が家。

のんびりといっても、早寝早起きの3人の起床時間は5時台。6時まではせめて寝かせてくれーというおかあの願いもむなしく、一度起きたら、3人で遊び始めて、おかあも起きて!と始まります。

しぶしぶ起きて朝ごはん作り、おかあまだ眠い。二度寝するわけもなく、1日が始まります。

冬休みは宿題こそないものの、我が家の子ども達はドイツ語と、日本語の勉強は必須。
朝ごはんを食べたら日本語ドイツ語のワーク、日記、音読をして、それから遊びです。

遊びも最初は平和なものの、3人いればそれなりに喧嘩して、泣いて、仲直りして、また遊んでと騒がしい。

そうこうしている間に子ども達は「暇」な時間がやってくるのが冬休み。

「おかあ、ひまー」
始まりました(笑)おかあ、ひまー攻撃。

暇=テレビ

これだけは避けたいおかあ。

もちろんテレビは見て良いけれど、
暇=テレビ
を覚えてしまうとテレビ漬け、そしてテレビ視聴時間が長いとそれが癖になるとおもっているからどうしても避けたいのがおかあです。

暇=テレビ

これは確かに簡単。

でもね。

その暇を乗り越えてみると子どもって面白いもので暇の力が働き始めるんです。

暇〜、もうおもちゃでも全部遊んだ〜、やることない〜と、暇に出会った子ども達。

我が家の子ども達の場合は、そこで始まるのはだいたい本を読むかお絵かきです。

「暇」

と嘆いていた子どもが、始めた事。

その1


ドラえもんすごろく作り

どこでもドアでワープ出来て、タケコプターで3コマ進んで、ドラえもんが怒っているマークではゲームオーバー。などなど。

自分で内容を考えて作るすごろく。
暇すぎてコマも手作りしていました。

なかなかかわいい仕上がりです。

こうなると、もう彼らは暇ではない(笑)


次はおみくじ作り、ポスト作りと続いていきました。

ある日は「暇」だと言うから公園へ。

穴を掘る子ども達
穴を掘るためだけに公園へ行きました。

始めは小さい穴で落とし穴作り。

葉っぱをしいて、木の枝入れて、おかあを落とす為に作っていたのが、次第に大きな穴になりました。この遊びだけで寒空1時間。掘った穴は元に戻して、また翌日穴を掘る。

こうなるともう彼らは暇ではない(笑)

冬休み、遊ぶ時間はたっぷりあるわけで遊びがこま切れになることなく堪能出来る。

これぞ冬休みの暇の醍醐味です。

たっぷり遊んだら午後は末っ子が昼寝している間にテレビタイムとなっています。だいたい1時間くらいです。映画を見たら長くなることももちろんあり、ポップコーンを食べたりしてのんびりしています。

暇から出来たドラえもんすごろくも、ドラえもんの道具を入れたりキャラを入れ、そこに自分オリジナルルールも入れています。テレビで見たことが遊びにも影響しています。

我が家の場合は、テレビが完全にダメなわけではなく、要は付き合い方。

学校に幼稚園に習い事にと忙しい子ども達。

冬休みの「暇」の余白からうまれる子どものアイデアは面白いものです。

テレビと暇と冬休み。





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